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「北朝鮮の脅威」は八百長芝居。アメリカの台所事情に翻弄される日本

日本で安保法制を議論しているときや、憲法改正が取り上げられているときに限って発射される北朝鮮のミサイル。これは単なる偶然ではなく、軍事費を削減したいアメリカの国内事情が大きく関わっていそうです。(『らぽーる・マガジン』)

米財政問題から透けて見える、北朝鮮ミサイル問題の真相

北朝鮮は戦争をやりたがっていない

北朝鮮がミサイルを発射しました。そもそも日本本土に着弾させないように、海に落ちるように発射しているでしょうから、北朝鮮側のパフォーマンスであり、何かのメッセージであり、本気で戦争をしようとは思っていないでしょう。

ただ、ミサイル発射のタイミングが気になります。

中国の春節前、いわゆる大晦日に当たる日に発射したとも言われ、中国に対しての何らかのメッセージという人もいます。

ただ、その後の中国の北朝鮮への対応は、決して強行ではありません。中国は面子丸つぶれで怒っているという人もいますが、さてどうなのでしょう。

個人的には、日本で安保法制を議論しているときに発射をしたり、いまだと憲法改正が国会で取り上げられているときにミサイルを発射しているような気がします。

これは偶然なのでしょうか。

いまやアメリカにとって不都合な日本の「戦争放棄」

アメリカ軍がアジアに駐留する必要性は何か。

東西冷戦が終わり、本来なら、軍の役目は終わったはずなのですが、中国が領土拡大の動きを見せ、何よりも北朝鮮が暴発する恐れがあるとして、アメリカ軍駐留の必要性は未だ消えないということです。

アメリカ軍は、中国の南下政策で、フィリピンにも再駐留となりましたよね。

北朝鮮は核兵器を持っている、ミサイル性能は上がっているなどの情報は、まさにアジアの恐怖を誘うには十分です。

第二次世界停戦後、日本国憲法草案は、アメリカ側から出されました。日本に戦争放棄をさせるもので、集団的自衛権を認めさせないものですが、これがアメリカにとって不都合になってきていると思います。

それは、アメリカの財政問題がかかわっていると思われます。軍事費を削減しなければならないアメリカ国内事情があると思われます。

Next: すべてはアメリカの「台所事情」をめぐる出来レース

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