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ついに日経平均2万8000円、次の動きは?買い時を逃さぬ正統派投資法=山崎和邦

日経平均株価は30年5ヶ月ぶりの2万8,000円台を回復してきたが、同時に警戒が必要なところへ来ている。二幕連続劇は、一旦幕間を入れなければ、次の大相場はない。(「週報『投機の流儀』」山崎和邦)

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2021年 セミナー開催のお知らせ

『株式会社まぐまぐ(証券コード:4059)主催 山崎和邦・1日集中「Web」セミナー』

従来、東京証券会館(参加費3万円)で開催し、ご好評を頂いてきたセミナーを、今回はオンライン(1万5千円)で開催します。

−「賢者の投資」であるために−
Chapter-1:基調講演(13:00〜14:00)
「景気循環」の基本経路と相場循環を知る
Chapter-2:事前アンケート(14:00〜15:00)
「読者諸賢と私の成功例・失敗例から学ぶ」、その上で次の「壮年期相場」に向けての準備をする
Chapter-3:2021年相場の見通し(15:00〜15:30)
「バブル懸念」と向き合いながら、どう2021年相場へ対応するか、またその心構え
Chapter-4:「大通り銘柄」の大勢下限を狙う!(15:30−16:00)
週報(罫線資料版)・動画で、大勢下限銘柄として取り上げてきた日本郵船<9101>・三井金属<5706>などは3月安値からは2倍以上の上昇となりました。新たな銘柄を探すことに時間を費やさなくとも、「月足・対数チャート」で、ある一定の大通り銘柄の大勢下限水準を把握すれば、今後もその好機の水準に来た時に行動するだけです。実践的な買い方、大勢下限水準を把握し、次の壮年期相場で行動できるように準備します。(文責:石原健一)
「オンライン質疑応答」16:00〜17:00
参加者皆様と「バブル懸念」と向き合いながらも、当面の最後の好機となろう「壮年期相場」に向けての準備、心構えを、山崎先生を中心に再確認する時間とします。

【先着50名様】は、後日に山崎先生と直接電話(20分間)できます

日経平均株価は30年5ヶ月ぶりの2万8,000円台を回復、さあどうする

昨年11月の指数先導の大幅上昇は、12月に入ってから発行株数の多い大型著名株(我々の言葉で言う「大通り銘柄」)が、日経平均の値上がりに対して何倍も上がってきた。このように、相場は様相を変えながら、日経平均株価は30年5ヶ月ぶりの2万8,000円台を回復してきたが、同時に警戒が必要なところへ来ている。二幕連続劇は、一旦幕間を入れなければ、次の大相場はない。

*相場局面区分

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日本取引所データより、石原健一作成

日本取引所データより、石原健一作成

「横になって買うべき」ところは?

今までに買いそこなった投資は多いと思う。

押し目があれば、買おうと思って狙っている。そういう時には、押し目はないものだ。古来、兜町に曰く『押し目待ちに、押し目なし』『買いたい弱気』。買いたいのだから、下がるのを望んでいるのだ。そういう時は、なかなか下がらないものだ。

しかし、中勢的に見れば、金融相場と業績先取り「青春期相場」とが、幕間を入れずに、二幕連続で演出されたことは、必ず「壮年期相場」に移る前に調整がある。それがなければ、業績先取り相場の大型化はない。

その調整があれば、理想的にはPBR1.0倍(約2万2,500円)の調整があれば、そこは昔の兜町の格言で言えば「女房を質に入れてでも買え」であり、野村證券内部の格言で言えば「横になって買え」というところだ。横になって買えと言う言葉は、兜町共通の格言か否かは知らないが、野村では昔も言ったし、今も言うようだ。

*日経平均・PBR推移

日本取引所データより、石原健一作成

日本取引所データより、石原健一作成

12月、銘柄群が先物主導から大型著名株中心に移った。その前は、マザーズから第一市場の先物市場に移った。そのように、中心銘柄が横に広がっていくから、それを横になって買えという意味なのか、あるいは身をころがしてでも手を伸ばせ、回転レシーブのように受けろという意味なのか良く判らないが、昔からよく使った言葉だった。今も言うようだ。

Next: 正しく恐れ、かつ正しく挑戦するという「正統派投資法」

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