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ゼットスケーラー日本・アジア代表の金田博之氏「オンライン会議の成否は〇〇で決まる」参加者の沈黙を激減させ生産性を高める仕掛けとは

会議は結論をイメージする

会議のメインテーマを具体的にすることで、それを見た参加者は結論(会議のゴール)がイメージしやすくなります。すると、 結論に向けた自分なりの意見を考えることができ、ただ座っているだけの傍観者ではなく、主体性を持って発言できる参加者になります。

結果の9割は準備で決まっていると言われますが、会議も同様で、準備段階から良い会議になるかどうかが決まります。そして特にオンラインの場合は会議名からすでに準備が始まっているのです。

そして実際に会議が始まったら、会議進行役のファシリテーションスキルも重要になってきます。

ここは通常の会議と大きくは変わらないと思いますが、やはりリモート特有の発言しにくい空気感があるので、 司会が積極的に発言者を指名したり、理解ができているかをこまめに聞いたりなど対面よりも気を使っていく必要があります。

ここまで会議を動かす側の視点で話してきましたが、呼ばれた参加者側の立場で見ても同じです。会議のテーマが明確でない場合は、まずそれをはっきりさせておきましょう。

「会議のメインテーマはなんですか」と直接聞いてもいいですし、長めにとっているのであれば「会議の前に意見を先にアジェンダをいただけますか」と提案するのもいいでしょう。

会議中も、遠慮しないくらいがちょうどいいかもしれません。誰も発言しなければ進行役も「本当にこのまま進めて大丈夫か」と不安になるものなので、何かしら意見があったほうがやりやすいところもあります。

オンライン会議といえど、本質的なところは対面の会議と何ら変わりません。ですがその特有の空気感は今後も課題となっていくでしょう。

一流のビジネスマンたるもの、どんな状況・会議でもこなしていけるように対応していきましょう。

今回の実践ポイント

・新しい環境に慣れる=今の環境を最大限活かすことを考える

・会議のメインテーマをはっきりさせ、結論をイメージしやすいようにする

・オンラインでは対面以上にファシリテーションスキルが必要になる

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ゼットスケーラー日本・アジア事業責任者が教える「金田博之のグローバル・ビジネススキル最前線」』(2021年4月12日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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2017~2020年に4年連続でまぐまぐ大賞「キャリアアップ部門」受賞。40代現役経営者かつビジネス書著者(累計10冊)の人気メルマガ。●SAPで30歳からマネジメント歴任、7年連続グローバルトップタレント●ミスミグループGMとしてグローバルDX新規事業を推進●現在はサイバーセキュリティ市場を牽引するゼットスケーラー社(NASDAQ: ZS)で日本・アジア全域を統括する代表取締役超リアル・超実践的・超現場目線な体験とスキルを最速配信。まぐまぐ!Live視聴や公式LINEで直接質問もOK(読者限定)。あなたの仕事速度が10倍以上に!評価・年収・プライベートの充実度もアップ!

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