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マザーズ先物見通し:反落、時価総額上位が重し、25日線の割り込みが争点

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本日のマザーズ先物は反落が予想される。20日の米国株式市場は中国不動産大手の経営危機が欧米経済や金融市場に波及することを警戒した投資家心理の悪化で寄り付き後、下落。また、イエレン財務長官がWSJへの寄稿で、債務上限を引き上げられなければ広範な経済的大惨事が生じるだろうと、警告したことも警戒感に繋がった。FOMCでFRBが緩和縮小を示唆するとの警戒感も加わり、ダウ、ナスダックは大幅安となった。本日のマザーズ先物は、米国市場が大幅安となり、個人投資家のリスクセンチメントの低下を受けて、反落でのスタートが予想される。国内では、新型コロナの新規感染者の減少という下支え要因はあるものの、中国恒大集団の影響を懸念する動きが強まることが予想され、終日、軟調な展開が見込まれている。日足チャートでは、時価総額上位のメルカリ<4385>など複数の銘柄が25日線より上方に位置することで、これらの銘柄が相場の上値を抑える要因となりそうだ。本日の上値のメドは1150.0pt、下値のメドは1080.0ptとする。
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