不動産投資のプロが作った作業リスト
なお、物件購入までは現地調査やシミュレーションや融資開拓などめちゃくちゃ手間がかかるので、そこは十分に覚悟してがんばった結果、良い物件を購入できた前提での話です。
<必要最低限の購入後の手間>
・毎月、送付されてくる家賃明細を整理する(5分:年12回)
・新規入居・更新連絡、賃貸契約書捺印と郵送(5分:年数回)
・管理会社との入居募集の相談(15分:年数回)
・管理会社からのクレームや修繕の対応相談(15分:年数回)
・確定申告の作成と提出(1日:年1回)
<上記にプラスして自分でやる場合の手間>
・物件の清掃(2時間:月1回程度)
・物件の除草作業(2時間:年1、2回)
・簡単な修繕作業(2時間:年1、2回)
・自主管理物件の家賃確認(通帳記帳で20分:年12回)
・退去時の立ち合い(2時間:年1、2回)
・大工さんとの対応(2時間:年1、2回)
<トラブル対応>
・家賃滞納への対応(2時間:めったに起きない)
・ゴミ出しトラブル対応(2時間:めったに起きない)
・騒音トラブル対応(2時間:めったに起きない)
・不良入居者の退去対応(2時間:めったに起きない)
まぁ、トラブル対応は、このほかにもたくさんのバリエーションが考えられますけど、不良入居者を入居させないように入口を厳しくしておくのが基本なので、トラブル自体はめったに起きません。というか、そんなに頻繁に起きるようなら、管理会社を替えて入居審査を厳しくする必要があります。
物件数が増えれば、その分手間も多少は増えますが、上記のような感じが一般的な手間だと思います。
最低限の手間すら面倒くさい人は不動産投資に向いていない
要はほとんど管理業者がやってくれるので、手間はかからないのです。
なお、お金を払って管理業者にやってもらい自分は最低限の手間だけにするか、自分で手間をかけて対応してコストを下げるかはその人の方針で構いません。
ただ、当たり前ですが、株のように一度買ったらあとはほったらかしみたいな感じではなく、最低限でも月に1回は明細を整理して、状況を把握するくらいの時間は必要になります。
また、確定申告も必要になりますので、実働でいえば、年に2日(8時間×2日)くらいは仕事をする感じです。
この2日を、たった2日くらい大したことないと思えるかどうかが、不動産投資に向いているかどうかの分水嶺だと思います。
この程度の手間を面倒くさいと感じる人は、そもそも不動産投資に向いていないので、やめたほうが良いと思います。
『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』(2022年7月28日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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