FTX破綻問題で金融市場は混乱の渦へ
人によっては「仮想通貨恐慌」が起きるなどと恐ろしいことを口にし始めています。
元々フェアバリューがはっきりしない仮想通貨で、しかも取引所に預けていると何に使われるかわからず、結果、全額メルトダウンしてしまうとなれば、市場参加者が過度に反応するであろうことは当たり前の話。このリスクが金融市場全体に広がることも危惧されるものとなっています。
これだけお読みになるとさすがに脅かしすぎでは?と思われる方も多いと思いますが、現実の相場はさらに事実を掌握しにくく、もっと悲惨な状況へと展開する危険性もありそうであることはしっかり御認識いただきたいところです。
とにかく私が仮想通貨クラスタを見てきた中では、このFTXの破綻問題は史上最大のリスクであり、これがこのままひっそりと終焉するとはおよそ思えない状況です。
10月米国のCPIで浮かれ調子の相場ですが、それを一蹴するような事態が起きる可能性もありますので、十分にご注意いただければと思います。
<初月無料購読ですぐ読める! 11月配信済みバックナンバー>
※2022年11月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。
- 仮想通貨取引所業界のクレジットクランチと他の金融市場への波及に注意(11/14)
- 11月第三週相場分析1日前倒し版(11/13)
- 11月11日ロンドンタイムショートコメント(11/11)
- 10月CPIでかなり押し込まれたドル円(11/11)
- 11月10日ロンドンタイムショートコメント(11/10)
- ドル円の調整は通常ほぼ3週間~ここから再浮上なるかに注目(11/10)
- 号外・仮想通貨急落で追証捻出からほかの市場売り加速に注意(11/10)
- 仮想通貨取引所の危うさにみる仮想通貨自体の心細い先行き(11/9)
- とうとう戦争フェーズ突入を指摘しはじめたあのレイダリオ(11/9)
- 11月8日ロンドンタイムショートコメント(11/8)
- マイオピックなトレーダーが見落とす大きな穴 ~景気後退では金利が下がっても株価は上昇しないという現実(11/8)
- 11月7日ロンドンタイムショートコメント(11/7)
- 11月第二週相場分析(11/7)
- 11月4日ロンドンタイムショートコメント(11/4)
- 日銀のYCCはすでにぶっ壊れているのではないかという大いなる疑問(11/4)
- 11月3日ロンドンタイムショートコメント(11/3)
- FOMCパウエル発言を受けてドル円上昇・米株は大きく下落の展開(11/3)
- 11月2日ロンドンタイム特別版(11/2)
- 異常にボラティリティの高い相場(11/2)
- 11月1日ロンドンタイムショートコメント(11/1)
- ようやく財務省10月の為替介入金額公表へ(11/1)
※本記事は有料メルマガ『今市太郎の戦略的FX投資』2022年11月14日号の一部抜粋です。興味を持たれた方は、ぜひこの機会に初月分無料のお試し購読をどうぞ。
<こちらも必読! 月単位で購入できるバックナンバー>
※初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込880円)。
- 10月31日ロンドンタイムショートコメント(10/31)
- 10月最終週11月第一週相場分析(10/31)
- 10月28日ロンドンタイムショートコメント(10/28)
- FRBが来週、政策転換するという希望的観測が飛び出したお気楽相場~どうして市場はこうした楽観論をいいところどりするのか(10/28)
- 10月27日ロンドンタイムショートコメント(10/27)
- 為替介入も介在する今年のドタバタ相場の中でハロウィンエフェクトはワークするか(10/27)
- 10月26日ロンドンタイムショートコメント(10/26)
- 財務省日銀と投機筋の対立激化に注意 ~ドル円150円が抵抗ラインで投機筋の仕掛けが気になるところ(10/26)
- 10月25日ロンドンタイムショートコメント(10/25)
- 本邦財務省の為替介入イエレン聞いてないってよ と言うお話(10/25)
- 黒田日銀の緩和政策はMMT理論の実証実験の失敗フェーズにある ~誰も言わないので私が敢えて言いましょう(10/25)
- 10月24日ロンドンタイムショートコメント(10/24)
- 10月第四週相場分析特別編・21日財務省為替介入ドキュメント(10/24)
- 10月21日ロンドンタイムショートコメント(10/21)
- とうとう150円超となったドル円相場の年末までの基本シナリオを考える(10/21)
- 10月20日ロンドンタイムショートコメント(10/20)
- ドル円の上昇が相場の中心テーマではなくなりつつある印象(10/20)
- 10月19日ロンドンタイムショートコメント(10/19)
- ドル円は147円を割り込まないかぎりこのまま上昇の可能性(10/19)
- 10月18日ロンドンタイムショートコメント(10/18)
- 英国の年金で話題になったLDIはどこに問題があるのか(10/18)
- 10月17日ロンドンタイムショートコメント(10/17)
- 10月第三週相場分析(10/17)
- 10月14日ロンドンタイムショートコメント(10/14)
- 9月の本邦財務省の為替介入水準を大幅に超えてきたドル円~果たして米国財務省と何が握れているのか?(10/14)
- 10月13日ロンドンタイムショートコメント(10/13)
- ドル円の1トレンド寿命は9週間弱 ~来週がこのトレンドの週末の可能性も(10/13)
- 10月12日ロンドンタイムショートコメント(10/12)
- 号外・ポンドのさらなる下落に厳重注意の東京タイム(10/12)
- アナログチャート分析ではS&P500は2008年にいよいよ近似性が高まった状況(10/12)
- UKとEUのガス高騰は異常なレベル ~よほど金利でも上がらない限りポンドもユーロも買い向かう話しではなくなった(10/11)
- ロシアのウクライナ全土攻撃で試されるNATOの結束力(10/11)
- 10月10日ロンドンタイムショートコメント(10/10)
- 10月第二週相場分析(10/10)
- 10月7日ロンドンタイムショートコメント(10/7)
- 中銀政策依存症相場は短い時間足でもトレンドが出た時だけついていくで乗り切る(10/7)
- 10月6日ロンドンタイムショートコメント(10/6)
- BOEの反転緩和政策を見て示現した中央銀行挫折期待相場~市場はまたパウエルの厳しい利上げ断念を期待して楽観相場を展開中(10/6)
- 10月5日ロンドンタイムショートコメント(10/5)
- 介入警戒領域が145.500円レベルにアップしたドル円~しかしこれは本当に介入効果があったといえるのか(10/5)
- 10月4日ロンドンタイムショートコメント(10/4)
- 忍び寄る欧州発の市場クラッシュ~我々はどうそれに準備すべきなのか(10/4)
- 10月3日ロンドンタイムショートコメント(10/3)
- 10月第1週相場分析(10/3)
- クレディスイス破綻の噂が飛び交い過ぎ~とにかく注意されますように(10/2)
mundissima / Shutterstock.com
『
今市太郎の戦略的FX投資
今市太郎の戦略的FX投資
』(2022年11月14日号)より抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中
今市太郎の戦略的FX投資
[月額880円(税込) 毎週月・火・水・木・金曜日]
個人投資家がもっと得難いファンダメンタルズを徹底的に集めテクニカルで売買チャンスを探るFX投資家のためのメールマガジンです。土日を覗く平日毎日の配信となりますので、確実に日々の売買に役立てることが可能です。