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英ポンド週間見通し:もみ合いか、英国経済の先行き懸念残る

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■強含み、米長期金利低下でポンド買い強まる

今週のポンド・円は強含み。2023年に英国は景気後退に陥る可能性が高いと予想されており、一時166円台前半まで売られたが、米長期金利の低下を意識したポンド買い・米ドル売りが活発となった。米ドル・円相場は円高方向に振れたものの、ポンド買い・米ドル売りは継続し、週末前にポンド買い・円売りが再び優勢となった。取引レンジ:166円11銭-169円01銭。

■もみ合いか、英国経済の先行き懸念残る

来週のポンド・円はもみ合いか。英中央銀行はインフレ高進を背景に追加利上げの方針を崩しておらず、ポンド買いに振れやすい展開となりそうだ。ただ、国内経済の先行きは不透明であり、将来的には利下げも検討されることから、リスク選好的なポンド買い・円売りがさらに強まる可能性は低いとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:167円00銭−170円00銭


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