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オリエンタルチエン工業、上期は増収増益 チェーン事業の海外販売が前年比78.7%増と業績を牽引

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2022年11月28日に発表された、オリエンタルチエン工業株式会社2023年3月期第2四半期決算説明の内容を書き起こしでお伝えします。

2.決算概要(2023年3月期 第2四半期) (1)経営成績

西村武氏:みなさま、こんにちは。オリエンタルチエン工業株式会社、代表取締役社長の西村でございます。本日は、当社の2023年3月期第2四半期の決算概要及び業績予想、今後の取り組みについてご説明させていただきます。

会社概要については、みなさまご承知のことと思いますので割愛し、2023年3月期第2四半期の決算概要からご説明します。

2023年3月期第2四半期累計期間は、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が低水準で推移し、国内外において経済活動の抑制が緩和される中、企業の生産活動や設備投資に持直しの動きが見られ、売上高は、前年同四半期比で3億7,900万円増加し、19億5,700万円となり、全体として前年同四半期比で24.0パーセントの増加となりました。

また、売上高の増加に伴い、営業利益は6,500万円増加し8,700万円、経常利益は9,400万円増加し1億1,500万円、当期純利益は6,300万円増加し7,300万円と、いずれも前年同四半期比で増加しました。

(2)セグメント情報

次に、セグメント情報についてご説明します。まず、チェーン事業については、国内販売では土木建機業界向けなどの一部に減少が見られましたが、工作機械業界や搬送機械業界向けが大きく増加したことにより、前年同四半期比で1億6,100万円増加、13.5パーセントの増加となりました。

海外販売については、北米、東南アジア向けが大きく増加したことにより、前年同四半期比で2億600万円の増加、78.7パーセントの増加となりました。

金属射出成形事業については、医療機器業界での受注が増加し、また、一時的に自動車業界向けの受注が増加したことにより、前年同四半期比で2,800万円の増加、30.9パーセントの増加となりました。

不動産賃貸事業については、テナントの移転により前年同四半期比で1,700万円の減少となりました。

(3)地域ごとの情報

地域ごとの情報についてご説明します。2023年3月期第2四半期の国内販売については、コロナ禍からの経済活動再開の本格化に伴い、先ほどもお伝えしましたが、工作機械業界や搬送機械業界を中心に受注が大きく増加したことにより、前年同四半期比で13.1パーセントの増加となりました。

海外販売については、急速な円安進行が追い風となり、北米では林業・農業・食品業界向け、東南アジアでは油脂業界向けを中心として受注が急激に増加したことにより、前年同四半期比で78.7パーセントの増加となりました。

2023年3月期第2四半期における地域別構成比については、海外比率が増加し、国内販売は76パーセント、海外販売は24パーセントとなりました。

(4)キャッシュ・フローの状況

次に、キャッシュ・フローの状況についてご説明します。2023年3月期第2四半期の営業活動によるキャシュ・フローは前年同四半期比で3,600万円減少し、1億3,300万円、投資活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期比で1億2,100万円減少し、マイナス1億7,200万円、財務活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期比で1億1,100万円減少し、マイナス3,500万円となりました。

これにより、現金及び現金同等物の期末残高は前期に比べ2億7,100万円減少し、2億6,700万円となりました。

なお、フリー・キャッシュフローは前年同四半期比で1億5,700万円減少していますが、こちらは、今後の事業拡大に対応するための有形固定資産の取得等による支出1億6,000万円が主な要因です。

3.業績予想 ・2023年3月期 通期業績予想

続いて、業績予想についてご説明します。2023年3月期の通期業績予想については、異常な円安の影響から、第2四半期までは好調であった海外販売も為替相場が円高に転じることにより、第3四半期以降は上期と比較して減少傾向となることが予想されます。

また、中国、欧州の景気減速やロシア・ウクライナの戦争により種々の物価高騰が製造コストを押し上げており、原材料、副資材等の値上がりを一部価格に転嫁できなかった部分もあります。これにより、利益が減少するものと考えられることから、前期と比較し売上高は10.2パーセント増加の36億9,800万円、営業利益は31.5パーセント増加の1億4,200万円、経常利益は47.2パーセント増加の1億7,400万円、当期純利益は288.6パーセント増加の1億900万円を見込んでいます。

4.今後の取り組み (1)チェーン事業の営業活動強化

最後に、今後の取り組みについてご説明します。今後の取り組みについては前回のご説明と同様となりますが、内容は大きく分けて3つとなります。

オンリーワン、ナンバーワン製品(販売注力製品)

1つ目はチェーン事業の営業活動強化です。当社におけるオンリーワン、ナンバーワン製品を活かした、新規顧客開拓を国内外問わず進めており、これらの製品の引き合いは増加しつつあります。

(2)製造、管理コストの低減

2つ目は製造、管理コストの低減です。すぐに効果が表れるものではありませんが、品質向上、生産性向上、コスト削減を中心に粘り強く取り組みを進めています。

(3)金属射出成形事業の増強

3つ目は金属射出成形事業の増強です。当社を含め数社しか採用していない「中空MIM製法」を活用し、特に医療機器業界の高性能な治療機器分野を中心としたシェアの拡大を図っていきます。

なお、2024年3月期後半からの医療機器業界向け製品の増産体制構築のため、本社工場隣接地に新工場建設を検討しています。

これらの取り組みを着実に実行し、売上高の増加、安定的な収益の確保を実現し、早期かつ継続的に配当できる体制を整え、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指してまいります。みなさまには、今後ともご支援を賜りますようお願い申し上げます。

以上、簡単ではございますが、当社の2023年3月期第2四半期の決算説明を終了いたします。最後までご覧いただきありがとうございました。

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