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NY債券:米長期債相場は弱含み、7月利上げの可能性残る

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9日の米国長期債相場は弱含み。6月13-14日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で利上げを一時停止するものの、高インフレに対する警戒感からタカ派姿勢を維持するとの見方が強まり、10年債利回りは一時低下したものの、反転した。カナダの5月雇用者数が予想外に減少したことを受け、米債利回りは一時低下した。

CMEのFedWatchツールによると、9日時点で6月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%(据え置き)となる確率は71%程度。0.25ポイントの利上げ確率は29%程度。7月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%(据え置き)となる確率は31%程度。0.25ポイント以上の利上げ確率は69%程度。10年債利回りは3.714%近辺まで低下した後、一時3.776%近辺まで反発し、取引終了時点にかけて3.739%近辺で推移した。

イールドカーブはフラットニング気配。2年-10年は-84.80bp近辺、2-30年は-71.40bp近辺で引けた。2年債利回りは4.60%(前日比:+9bp)、10年債利回りは3.74%(前日比+2bp)、30年債利回りは、3.88%(前日比:-1bp)で取引を終えた。

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