円安メリット銘柄…トヨタ、半導体関連、村田製作所
円安の恩恵を受ける銘柄も見てみましょう。
<トヨタ>
代表的なものはトヨタになります。
少しずつですが業績も伸ばしてきていて、最近ではコロナ禍の反動増と、円安の恩恵を受けて右肩上がりとなっています。
株価も直近では円安の恩恵を受けて大きく伸びています。
<半導体>
半導体関連銘柄も円安の恩恵を受ける代表的な銘柄です。
東京エレクトロンを例に見ますと、直近では半導体不況もあり落ちていますが、長期では右肩上がりとなっています。
最近では「円高に向かう」と言われながらも株価が伸びていて、それだけ半導体に対する期待が大きいのだと推測されます。
<村田製作所>
村田製作所も長期で業績を伸ばしています。
ただし、村田製作所は為替だけでなく景気の影響も大きく受ける銘柄です。
株価は一つの要因でのみ動くものではないので注意しましょう。
<セブン&アイ>
メーカー以外だとセブン&アイホールディングスなども面白いと思います。
実は今の稼ぎ頭は海外コンビニエンスストアであり、円安恩恵銘柄なのです。
しかも、もちろん国内でもしっかり経営しているので円高の恩恵も受けられるため、円安・円高のどちらにも対応できる銘柄だと思います。
株価も手堅く推移しています。
<リクルート>
製造業以外の円安恩恵銘柄としてリクルートも挙げられます。
indeedが好調で、売上はドルで計算するので円安になれば恩恵を受けることとなります。
売上の6~7割が海外となっていて、業績も伸ばしています。
リクルートも、国内でも様々な事業を行っていて、為替に関してはフラットな会社と言えます。