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ココが知りたいビットコイン(1) 福井仁美さん、BTC投資歴1年目の素朴な疑問とは?

ビットコインはインターネット上に存在する「お金」

まずはビットコインについて整理しておきましょう。

ビットコインとは、インターネット上で発行、取引される仮想通貨のひとつです。「仮想」という言葉の印象から、「空想上のお金なのか」とか、「どんなことに使えるのか」といった疑問を感じがちですが、円やドルなど、普通のお金(法定通貨といいます)と同じように使うことができ、欧米や中国、東南アジアなど、すでに多くの国で利用されています。

ネット上に存在しており、安全な取引のために暗号化技術が使われていることから、「暗号通貨」という呼び方もあります。

現在、ビットコインの利用で最も多くを占めるのは、「投資」です。日本にはすでに複数の「仮想通貨取引所」があり、インターネットを通じてビットコインをはじめとした仮想通貨の売買が可能。価格が安いときに買い、値上がりしたところで売れば、その差額をリターンとして得ることができます。数百円から売買でき、お金に余裕がなくても手軽に投資できます。

買い物の代金をビットコインで支払うなど、「決済」に使うこともできます。ビットコインはお札や硬貨といった実物がないためお財布から取り出して支払うことはできませんが、取引所に口座を開いてビットコインを買っておけば、そこから代金が引き落とされます。スマホにビットコイン用のアプリを入れておくと、お店の端末にスマホをタッチするなどして代金を支払うこともできます。

クレジットカードを使うと、お店側はクレジットカード会社に対して代金の3~5%程度の手数料を支払わなければなりませんが、ビットコイン決済では手数料が1%程度で済み、メリット大。コストが削減できた分、お客さんにサービスとして還元される可能性もあります。

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ビットコインは海外送金にも利用可能

銀行の海外送金サービスを利用すると、1回あたり2500~4000円程度の手数料がかかりますが、ビットコインを使えば数十円から数百円程度(利用する取引所によって異なる)と、劇的に安く済みます。

また銀行の海外送金では相手にお金が届くまで数日を要しますが、ビットコインなら瞬時に送金できます。もちろん、国内での送金も可能です。

ビットコインは送金の手数料が安いため、少額の寄付や投資にも便利です。国内外で発生した大規模災害や紛争地の医療活動などに対して支援金を送りたいと思うことがありますし、最近では賛同する特定の事業に投資するクラウドファンディングも注目されています。しかし銀行振込では500円を寄付するだけでも210~420円の振込手数料がかかり、クレジットカードで寄付すると寄付先がカード会社に手数料を支払うことになります。

対してビットコインなら送金の手数料はほとんどかからず、少額でも気軽に寄付や投資ができます。さらには外国に寄付を送る際に、わざわざ米ドルに変えたりする必要もありません。世界中から支援を募ることもビットコインなら可能になります。

このように、ビットコインは円などの法定通貨と同じように使うことができ、使い方によっては普通のお金より便利に、お得に使うこともできます。ビットコイン決済を検討する企業も増えており、今後、ビットコインはますます身近になると考えられます。
(次回に続く)

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