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日経2万円割れは「並ばず買えるバーゲンセール」もちろん買いで勝負だ=江守哲

第一関門は20700円水準

世界的に株価は少なくとも2019年半ばまで堅調に推移すると考えられ、日本株もその動きに追随するはずです。これまで通り、企業業績をフォローするようにしたいところです。

まずは15年6月高値の20900円水準を試す動きを確認したいところですが、8月の強気シナリオのレンジを確認しておきましょう。

ポイントは20700円水準です。これを超えてくれば、上昇に勢いがつくと思います。企業業績という株価形成において最も重要なファンダメンタルズ要因を重視すれば、上昇を見込むのが常識的でしょう。

これまで通り、2万円を固めながら、徐々に水準を切り上げていくとの考えは不変です。しかし、今のような動きが続くようだと、確かに投資家が離れてしまう可能性がありますね。株価が上げていけば、投資家の興味も高まり、状況も違ってくるのでしょうけど。

とにかく、割安圏であることに変わりありません。押し目を待たずに、2万円割れは買いと考えておきましょう。

【日経平均株価:2017年の想定レンジ】

強気シナリオ18335円~23400円(17年末23020円)/弱気シナリオ14970円~19915円(17年末15620円)

【日経平均株価:7月の想定レンジ】

強気シナリオ20335円~22035円/弱気シナリオ17190円~18840円

【日経平均株価:8月の想定レンジ】

強気シナリオ20720円~22315円/弱気シナリオ16045円~18310円

【TOPIX:2017年の想定レンジ】

強気シナリオ1473~1860(17年末1833)/弱気シナリオ1215~1574(17年末1270)

【TOPIX:7月の想定レンジ】

強気シナリオ1646~1776/弱気シナリオ1374~1497

【TOPIX:8月の想定レンジ】

強気シナリオ1672~1798/弱気シナリオ1300~1453

Next: 日経平均が5年で2倍に?著名ヘッジファンド創業者が描く強気シナリオ

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