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大のオトナの「金銭教育」入門~真っ先に読むべきスゴ本2冊を紹介する=小屋洋一

あなたは過去にしっかりと金銭教育を受けたことがありますか? 学校や新人研修では教わらない、生活の安定につながる知識が得られる良書を紹介します。(『億の近道』小屋洋一)

プロフィール:小屋洋一(こや よういち)
ファイナンシャルプランナー。株式会社マネーライフプランニング代表取締役。1977年宮崎県生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、総合リース会社に就職。2008年、個人のファイナンシャルリテラシーの向上をミッションとした株式会社マネーライフプランニングを設立。

「生活に困らないレベルのお金持ちになれる」必読の2冊はこれだ

学校や新人研修では教わらない、人生で大切なこと

先日、某東証1部上場企業の社長と、1対1でお食事をさせていただく機会がありました。その会話の中で、「社員に対して、金銭教育を与える機会を設けたい」という話がありました。

どうも、その社長自身が強く「金銭教育が必要だ」と認識しており、それを社員にしっかりと教育していくことが、社員の方々の生活の安定につながるであろうということをお話されてました。

ところで、皆さんは過去にしっかりとした金銭教育を受けたことがあるでしょうか?

学校教育や社会人教育の中では金銭教育は含まれませんので、ご自身が意欲的に金銭教育を学んでいなければ、自然と機会を与えられることもなかったはずです。

もし私が皆さんに「金銭教育」の本をお勧めするのであれば、次に2冊になります。

【初心者向け】幸せな小金持ちになる具体的な方法を解説した良書

幸せな小金持ちになる方法が、具体的に書かれています。また、お金は所有するよりも利用できることが大事など、お金の本質にかかわることがしっかりと解説されています。そのうえ、初心者の人にもわかりやすく、難しい言葉を使うことなく書かれています。テクニカルなことよりも、心構え・マインドセットに向いている1冊

【中級者向け】サラリーマンに最適、投資戦略の基本がわかる良書

『投資戦略の発想法〈2010〉』 著:木村 剛/刊:ナレッジフォア

投資戦略の発想法〈2010〉
著:木村 剛/刊:ナレッジフォア

著者には色々と事件がありましたが、書籍に関してはまったく問題なし。主にサラリーマン(勤め人)が、どのように行動するのが投資の世界において重要であるのかをきちんと解説されています。

大半の人は、資産運用をがんばるよりも、自身のキャリアアップや節約をがんばった方がよほど経済合理性が高いという。普通の運用本ではなかなか触れられていない事柄までも、しっかりとカバーされています。厚い書籍自体に抵抗感が無ければ、オススメです。

10~20年で生活に困らないレベルのお金持ちに!

もしも、私が他社の社員さんに「金銭教育」を行うのであれば、間違いなく上記2冊のエッセンスをわかりやすく解説するということになると思います。

逆に言えば、この2冊に書かれている内容をしっかりと理解して、実践することができれば、10~20年で生活に困らないレベルのお金持ちになることは十分に可能であると言えます。ぜひ、夏休みのお供にしてもらえれば幸いです。

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億の近道』(2017年8月2日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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