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バフェット氏、イスラエルに注目

米著名投資家ウォーレン・バフェット氏はイスラエル国債への投資に強気な見方を示している。

投資会社バークシャー・サハウェイの経営責任者でもある同氏はイスラエル国債への投資を支援しており、各国の投資家(米国、メキシコ、カナダ、ブラジル)を集めたミーティングを行い$1million~5million (約1億1千万~5億5千万円)の計$140 million(約154億円)分の資金調達の可能性を示唆している。

また同氏の個人ポートフォリオへの組み入れとしてイスラエル国債$5 million(約5億5千万円)は投資済であると報道されている。(引用:Investopedia原文、ロイタ―原文

 

周知のとおり同氏は著名投資家として世界で有名な一人であり、彼の投資判断は他の投資家にも影響力を及ぼし常に投資先には大きな関心が寄せられている。

 

イスラエルへの投資理由は、健全な魅力的な投資と考えており、注目すべき国家に値すると述べている。69年前に建国しこれほど短期間で発展した国はなく、イスラエルには優秀な人材が多くおりポテンシャルが高く、開花した時のイスラエル国家の成長に期待を寄せているようだ。

 

以下、参考までイスラエル国債について2点を掲載。

1.イスラエル国債の利回り (10年物を除き1%以下)

バフェット氏、イスラエルに注目

(出所:Investing.com イスラエル国債のグラフ 2017年6月21日時点)

 

2.米信用格付会社Standard & Poor’sの格付けでは、イスラエル国債は日本国債と同格

バフェット氏、イスラエルに注目

(出所:Standard & Poor’sソブリン格付けリスト

  

その他にイスラエルに投資する方法として、手数料は高いが日本でもイスラエル株式を取り扱う証券会社が存在するようだ。

 

バフェット氏の保有資産額は8兆円以上と言われており、イスラエル国債への投資額$5million(約5億5千万円)はアセットアロケーションとして低比率の印象を受ける。

また、同氏は割安の銘柄や商品を長期投資する方針で知られており、イスラエル投資に対しても今後数年から数十年単位で経済成長、変革等を見据えた上での判断だろう。超一流投資家の着眼点を知ることは、長期的な世界経済の流れを想定する上でも有益と考える。

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