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近づく日経平均2万円台回復。それでもドルを買ってはいけない理由=長谷川雅一

トランプ相場の持続性など「予測不可能」だ

最近よく話題になるのは「トランプ相場の持続性」です。これについては、いろいろな説がありますが、ハッキリしているのは、「トランプ相場の持続性など予測不可能だ」ということです。なぜなら、トランプ氏自身が、なにかと「予測不可能」な人物であり、彼がこれから何を言い、何をやるか、誰にもわからないからです。今、言えるのは、「今後、トランプ政権下のマーケットは、かなりスリリングなものになるだろう」ということぐらいでしょうか。

トランプ相場は、意外と長く続くかもしれません。来年1月の大統領就任式でマーケットがさらに盛り上がり、2月の予算教書をキッカケに、さらにもう一段上昇し、トランプ相場が春まで、いえ、もしかしたら2017年末まで続くかもしれません。

あるいは逆に、トランプ相場は今年(2016年)いっぱいで終わるかもしれません。2017年、年明け早々に大量の売りが出て相場暴落、トランプ相場終了というのもありえない話ではないわけです。「このクリスマス前に大量の売りが出て、トランプ相場は終わる」という予想さえあります。

根拠のない「決めつけ」に基づくトレードは危険

僕は、来年の1月末までは堅調な相場が続くものと予想していますが、それは予想であって確信ではありません。ですから、僕はできるだけトレードのスパンを短くしています。

僕が運用責任者である、弊社の「ロボトレーダーRT10」が持っている買いポジションも、年末までには、いったん手じまい、ノーポジションで2017年を迎える予定です。年が明けると、相場のムードがガラリと変わることがあります。まずは年明けの相場がどうなるか、見極めるべきだと考えるからです。

トランプ相場の持続性を予想して楽しむのはいいのですが、「こうなる」と決めつけてトレードするのは「ギャンブル」ですから、やめた方がいいでしょう。これは、「買い」だけでなく、「売りで大きな損が出ている場合」についても同様です。

つまり、「トランプ相場が続くだろう。買いは強気でホールドだ!」は危険。逆に、「トランプ相場は早々に終わるはず。売りで損が出ているがホールドで大丈夫だろう」というトレードも危険です。

Next: いつまで続くか、いつ終わるか分からない「トランプ相場」の乗り越え方

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