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近づく日経平均2万円台回復。それでもドルを買ってはいけない理由=長谷川雅一

毎年、この時期から年末にかけて株は上昇することが多く、市場関係者は「年末までに、日経平均2万円達成だ」と鼻息が荒いですね。僕は日経平均については「(年内ではなく)来年1月下旬までに2万円達成か」と、もう少しゆるやかな上昇を予想しています。一方で為替(米ドル/円)は、さすがに過熱感が出てきました。(『長谷川雅一のハッピーライフマガジン』長谷川雅一)

プロフィール:長谷川雅一(はせがわまさかず)
1959年、岐阜県生まれ。株式会社プレコオンライン(金融商品取引業)代表取締役社長。2000年より株式投資の研究を始め、日本で初めて「株の自動売買」という言葉を使った著書を出版。株式投資の世界では、「株の自動売買」ブームの火付け役として知られている。現在は、自動売買ソフトの開発、投資教室、メルマガの執筆など、多忙な日々を送っている。

落ち着きどころは1ドル100円。「いつもの円高」に戻る可能性が高い

足元の市場動向から分かること

先週末のマーケット、終値は、

  • NYダウ…19,843ドル(-8.83)
  • 日経225先物…19,300円(CME、円建て)
  • 米ドル/円…117.9円付近

という、やや軟調な結果となりました。

為替相場では、「中国がアメリカの無人潜水機を奪った」というニュースに反応して、米ドル/円が118.40円付近から1円近く下落する場面がありました。この程度のニュースで、ここまで反応するわけですから、やはり米ドル/円には過熱感が出てきていますね。

日経225については、このところ東京市場では軟調でも海外市場ではむしろ高いことが多かったのですが、週末の海外市場で日経225が弱かったことも少し気になりました。

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今週の注目は「日銀金融政策決定会合」

今週は、20日(火)の昼頃、日銀の金融政策決定会合の結果が明らかになります。この時間に相場が大きく動く可能性がありますので要注意です。

ただ、現在、トランプ氏のおかげで、日本は「円安・株高」の「絶好調」状態ですから、日銀は「何もする必要なし」というところでしょう。おそらく今回の「日銀金融政策決定会合」は、波乱なく通過するものと思われます。

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「日経平均2万円」はいつ?

毎年、この時期から年末にかけて株は上昇することが多く、市場関係者は「年末までに、日経平均2万円達成だ」と鼻息が荒いですね。

僕は日経平均については「(年内ではなく)来年1月下旬までに2万円達成か」と、もう少し「ゆるやか」な上昇を予想しています。日経平均は、異常なまでの勢いで進んでいる円安に追随できていませんから、2万円達成には少し時間がかかるかもしれない、と見ているわけです。

ただ、その分「上値余地もあるのかな」と思いますし、年末のラストスパートで勢いがついて、一気に「2万円」を達成する可能性も残っていると思っています。

Next: いつ反転してもおかしくない、米ドル/円の長期トレンドは「下落(円高)」だ

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