日経平均株価は上がっているのに好景感があまりないと感じている人は多いのではないでしょうか。その点について、無料メルマガ『てっちゃんの株式教室』を配信する投資歴40年の松浦てつおさんは、GW中にテレビ朝日系で放送された『池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間スペシャル』で暴いてくれたと感想を寄せています。
ごまかしが通用したのは4月まで
『てっちゃんの株式教室』(2015年5月8日号)より一部抜粋
5月2日の「池上彰」さんの2時間特別番組で、なぜ「多くの投資家はシラケ」ムードなのか、「景気上昇の実感がない」のか「暴かれた」と言ってよい。
安倍内閣、年金運用のGPIF、日本銀行の「3者そろい踏み」でこれまでは「日経平均採用225銘柄」だけを「株価操作」していればOKだった。
「時価総額」も巨大企業の株価を持ち上げていれば「容易に」「効果的に」増大することができたわけだ。
このような「ごまかし」が通用するのは先月までだ。ときどき大型株の「余波」はあり得るので、しばらくは「だまされないことだ」。
流れは、明らかに変わりつつある。
今回の統一地方選挙投票率が「過去最低」だったことが「何かの予兆」であることに安倍政権は「早く気付くべき」なのである。
全体かさ上げの「活況相場」にならないことには「証券会社の手数料」も増加しない。今のままの「偏った」いびつな証券相場状況が続くのであれば、おそらく来年夏の参議院選挙では自民党の得票率はガッタリ落ちるだろう。
議席も減る(私はもともとは選挙のプロなのである。国土庁長官の選挙事務所にも当番で「詰めて」いた)。
「家族そろって株式投資」とか「子どもも楽しく証券貯蓄」とかいう「ルポルタージュ、お茶の間の話題」が自然にワイドショーで特集されたいものだ。
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投資歴40年、東大医学部関係者一族。中央大法科。メルマガ連続発行10周年到達、創業1981年。360度の視野で楽しく書いてます。お子さんの教養書にもどうぞ。
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