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2018年はお金が貯まる!敏腕FPが教える「すごい貯金」と人生を変える習慣=俣野成敏

【収入に対する予算の割合を決める】

マネープランのキモとは、マネレコをした上で、目標に向けて「それをどう改善していくか?」と考えることです。お金が足りなくなる要因はいろいろあると思いますが、大きく分けると、「収入が少ない」「支出が多い」「運用利回りが得られていない」の3つになるでしょう。

これらをそれぞれ見ていくと、「収入が少ない」状態であっても、出ていく支出を抑えるには限度があります。よって最低限、支出に見合った収入が必要です。続いて「支出が多い」については、収入自体は多いのに、出ていくお金も多いために足りなくなる、ということです。

3つ目は、ある程度の貯金があるのに、資産運用をしていないために「運用利回りというボーナスを得られず、結果的にお金の増えていくペースが遅い」ということです。万一、何かのアクシデントで一気にお金が出ていけば、結局足りなくなってしまう可能性があります。せっかくお金があっても、「ただ単に銀行に寝かせてしまっているだけ」では、その価値を目減りさせることになりかねない、ということです。

それ以外に、人によっては特別な事情がある場合もあるでしょう。たとえば親に援助をしなくてはいけないとか、介護費用を負担している、などいろいろあると思います。これに対して、意外に忘れがちなのが、自分の利用できる公的な補助制度などがないかを確認することです。調べていただき、活用できるものがあれば、ぜひとも活用したいところです。

このようにして、自分のお金の流れを把握し、それぞれの事情まで考慮した上で、残った問題とどのように向き合っていくべきか、ということの検討に入ります。通常、上記のお金が不足する3大要因の中で、改善難易度が1番低いのは「支出」です。次に難易度が低いのが「運用利回り」。実は「収入を上げる」ことは、この中では1番、難易度が高くなります。それは、収入とは自分の一存で決められるものではなく、“相手ありき”のことだからです。

収支の見直しを行うポイントとしては、「難易度が低いものから先に手をつけていく」ことです。支出は難易度が低く、できることもほぼ決まっていますから、取り組みやすいでしょう。以下に、予算組みのだいたいの目安となる割合を記載しておきます。絶対にこの数字にならないといけない、というワケではなく、自分のこだわりや重視している事柄によって数字を変えたり、項目の優先順位を入れ替えるのは構いません。

ただ、気をつけていただきたいのが、ある項目に大きな予算枠を充てた場合、その分だけ他の項目の割合を少なくして、帳尻を合わせる必要がある、ということです。そして合計が、必ず100にならなければいけません。たとえば家賃が収入の30%に達していた場合は、自由に使える費用の20%を15%に抑える、といった具合です。

<収入に対する予算の割合の一例>

貯蓄:20%
家賃(引越し更新料等含む):25%
食費:20%
水道・光熱費:5%
通信費・雑費等:10%
自由に使える費用(交際費、自己投資、浪費等):20%

Next: 稼ぐための「修行時代の一環」がマネープランである

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