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暴騰するビットコインの未来をゴールドマンと「1%の富裕層」はどう見ているか?

ゴールドマン・サックスCEOの「意味深ツイート」

読者のみなさんは、ここで、大いなる疑問がふつふつ湧き上がってきたことでしょう。

なぜ、世界の商品先物取引を牛耳っているシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のような“信用のある公的な取引所”が、ビットコインの先物取引を開始するのか、という謎です。

そして、なぜ、このタイミングで、ゴールドマン・サックスのロイ・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)が、ビットコインについての意味深なツイートを投じたのでしょう。

「まだビットコインについて考えている。 結論はない。支持もしないし拒否もしない。紙幣が金(ゴールド)に置き換わったときも、人々は懐疑的であったでしょう」

彼は、ネット上では寡黙なツイッタラーとして知られています。めったなことではツイートしないのです。

しかし、ツイートした同じ日に、ブルームバーグが、「米銀ゴールドマン・サックス・グループは、顧客によるビットコインや他の仮想通貨の取引を支援するビジネスの開始を検討している」と報じたのです。

「内部の検討事項であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、ゴールドマンは仮想通貨の専門家と協議しているが、ビジネスプランやスケジュールはまだ策定されておらず、ビットコイン関連の投資も同行は行っていない。顧客の要求をどのように把握するかや、不安定な仮想通貨のリスクをどのように捉えるかといった問題の答えを探っているという」

とのこと。これは何を意味するのでしょうか?

Next: ゴールドマン・サックスの顧客は「1%」の人々である

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