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上方ブレイクを目指すドル円は、節目を越えられるか~各通貨ペンタゴンチャート分析=川口一晃

ポンド/円(GBP/JPY) 上値は重たい

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先週のレポートでは、C点に注目した。ペンタゴンの各交点、特にど真ん中の時間帯は変化日になることが多い。したがって、C点を通過することで新しい流れが出るのか否かがポイントになったからだ。実際には、C点を通過した後も横這いが続き、節目の水準である上値抵抗線ADラインを超えることは出来ずに、やや下放れてきた。
次の注目日は6月20日前後である。

A点水準:約148円
C点水準:約144円
E点水準:約142円

今週のポイントは、上値の重たい展開が鮮明になっていくのかということである。

<あくまでも個人的見解>
ADラインに注目したい。上値抵抗線として存在しているADラインを終値で超えていくことが出来ない限り、基本的には上値の重たい展開が続くことになる。つまり、赤丸水準を超えて長期的な上昇トレンドに移行することが出来るのか否かがポイントになるのだ。逆に、越えることができないと145円割れから直近の安値を試す可能性が出てくる。

<トレンドのポイント(長期)>
下落トレンドの下落局面である。下値の第1メドとしては145円前後を考えたい。
上昇トレンドに転換する価格のポイントは赤丸水準の150円を終値で超えることだ。

<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、売りポジション。
買いポジションへの変更は、147円30銭を終値で超えることである。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開になっている。上値抵抗線ADラインが存在している。また、DEラインも控えている。そして、C点が位置する時間帯を通過した後も横這いが続いているからである。

<第2シナリオ>
再び堅調な展開に戻る可能性も残っている。週央にD点が位置する時間帯を通過する。したがって、このD点が変化日となり流れが変わる可能性があるからだ。

スイスフラン円

ビットコイン(6月13日付)

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※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2018年6月17日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。本稿で割愛したビットコインの展望もすぐ読めます。

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