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地主さんが狙われる! コンビニとアパート経営に共通する大きな落とし穴=姫野秀喜

アパート業者の狙いも同じこと

はい、これ、アパートでも言えることですね。

業者が新築アパートを建てるときに狙うのは、宅地転用ができる田畑です。相続対策(笑)と称して、宅地転用してアパート建てる提案をしてきます。

仮にそのアパートだけであれば、確かに満室経営できたかもしれません。

しかし、残念なことにアパートを建てたい業者は、同様に近隣の宅地転用できる田畑を持つ地主さんにも声をかけます

そして、承諾が得られればどんどん建てます

そのエリアの賃貸需給バランスがどうなろうと関係ありません。依頼されたから建設する、それだけです。

「投資するなら東京」のワケ

私が東京の物件をおすすめする理由はまさにそこです。

東京23区のように都心であれば、すでに田畑は少ないです。もちろん一部の地主さんが生産緑地などで田畑として残している土地はありますが、それでも都心は田畑の数が少ないです。

そのため、都心で新しくアパートを建てるには、既存のアパートを取り壊す必要があるのです。既存6部屋のアパートを壊して、新築の6部屋のアパートを作ったとしても、供給は変わりません

需要が大きく変わらない状況下で、供給も変わらないため、将来的に需給ギャップが大きくなるリスクは少ないということになります。

ということで、コンビニにしてもアパートにしても近隣にバンバンと同じようなものを建設されると、需給バランスが崩れて大変です。

ですから、需給バランスが崩れにくいエリア、すなわち都心で投資すべきですよってお話です。

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1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』(2018年7月30日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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