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地主さんが狙われる! コンビニとアパート経営に共通する大きな落とし穴=姫野秀喜

今回は「地主あるある」のコンビニ家賃交渉と、アパート業者の儲け話を紹介します。どちらも同じ理由で、安易に話に乗ると後で泣く羽目になってしまいます。(『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』姫野秀喜)

プロフィール:姫野秀喜(ひめの ひでき)
姫屋不動産コンサルティング(株)代表。1978年生まれ、福岡市出身。九州大学経済学部卒。アクセンチュア(株)で売上3,000億円超え企業の会計・経営計画策定などコンサルティングに従事。合間の不動産投資で資産1億円を達成し独立。年間100件以上行う現地調査の情報と高い問題解決力で、顧客ごとに戦略策定から実行までを一貫してサポートしている。

需給バランスを無視するコンビニ本部とアパート業者。対応策は?

地主あるある:大手コンビニの家賃

今回は「地主あるある」について解説します。大手コンビニの家賃についてです。

コンビニの大手といえば、オレンジ色のコンビニと、青色のコンビニと、緑色のコンビニが全国的に有名だと思います。

で、コンビニが地主さんに出店のための賃貸を依頼する時、3社のうち1社のコンビニが、最も高い家賃を提示してくるそうです。そうして、他社を出し抜いて出店しておいて、その企業は2年後に家賃交渉して減額を求めてくるらしいです。結局、他の2社と同じか、それ以下の家賃になることもしばしばだそうです。

これ、地主さんの中では有名な話です。

コンビニ出店を計画している方は、将来の家賃交渉が起こりうることまで見越して、ご検討くださいね。

厳しいコンビニ経営

さてさて、もう何年も前から、コンビニエンスストアの経営が厳しいといわれています。

コンビニの老舗であるセブンイレブンが日本に開業してから、もうすぐ半世紀です。画期的な業態で、どんどん店舗数を拡大していき、店を開けば儲かるという時代でした。

しかし最近では、競合他社も多く、エリア内に複数のコンビニが乱立することで1店舗当たりの売り上げが下がり、経営が厳しいというオーナーが増えてきています(知人談)。

とあるオーナーの話(セブンではありません)では、自分と同じチェーンのコンビニが近くにできたため、売上が2割くらいダウンしたとのことです。

エリア集中出店で笑うのは「フランチャイズ本部」。泣くのは…

近隣エリアでの出店を増やす「ドミナント戦略」は、本部フランチャイザーにとっては非常に有効な戦略です。

近くに店舗を建てれば、配送コストを抑えることもできるし、全体としての売上は上がるわけですから、やらない手はないわけです。

それに対して、加盟店であるフランチャイジーにとっては死活問題です。売上が10万円も20万円も減ったら非常に困ります。

しかも、それが競合他店のせいでははく、同じブランドのチェーンでカニバリ(共食い)しているとすれば、本部の出店計画に異議を唱えたくなるでしょう。

Next: アパート業者の狙いも同じこと。地主さんは儲け話に気をつけて

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