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中国経済はこの先も安泰。落ち目の日米欧にとって中国が保険になる=田中徹郎

落ち目の日本で、私たちはどう対処すべきか?

では、そのような近未来に向けて、私たちはどのように順応していけばよいのでしょうか。

仮に中国の経済成長率が4%まで下がったとしても、10年後には経済のサイズが1.5倍ほどにもなります。金額でいえばGDPの増加額は630兆円ほどで、今の日本1つぶん以上も増える計算です。

10年後の中国が、そのように拡大した経済規模をよりどころに何を実現しようとするかはわかりません。もちろん海外との協調路線に転じる可能性はありますが、場合によっては私たちお隣の住人にとって、不快な行動をとる可能性は十分あると思います。

今以上に豊かになった中国人が何を持ちたがるのかを考え、それを先回りして持っておくことは、このような少し憂うつな近未来の保険になるのかもしれません。

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一緒に歩もう!小富豪への道』(2018年7月4日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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