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LIXILグループ、株価急落は買い? ジリ貧の国内事業をどう立て直すか=栫井駿介

現段階での投資は待ったほうがいい

株価下落に伴い、PERは11倍にまで低下しました。ライバルのTOTOが20倍ですから、一見割安感があります。しかし、トイレなどの陶器に特化した戦略が受け入れられ、海外でも高い利益率を誇るTOTOとLIXILとでは、成長期待に差があるのは当然と言えます。

中期経営計画では、2021年3月期に事業利益率7.5%(2018年3月期は4.5%)を掲げていますが、現在の国内外の状況を踏まえると実現性は不透明です。

国内の住宅着工件数が減少すれば、一層厳しい状況に置かれることは明らかです。海外も利益が出ている様子はなく、調子が悪ければ4,700億円にのぼる「のれん」の償却を迫られるリスクもあります。

瀬戸氏の手腕を見守りつつも、現段階での投資は待ったほうが良さそうです。


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バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問』(2018年10月24日号)より
※太字はMONEY VOICE編集部による

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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。

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