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G20首脳会合開催で米中貿易摩擦に新展開は見られるか?今週の株価の行方を解説=馬渕治好

日経平均株価は11月22日、3連休を前に139.01円高の2646.55円で3営業日ぶりの反発。この上昇は今週も続きそうなのでしょうか。今週の展望について解説します。(『馬渕治好の週次メモ「時の花」』)

※本記事は有料メルマガ『馬渕治好の週次メモ「時の花」』2018年11月26日号の一部抜粋です。毎週いち早く馬渕氏の解説をご覧いただくには、今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。市場急変時には号外の配信もあります。

馬渕治好の週次メモ「時の花」2018/11/26号より

日経平均:戻り売りの圧力強い

<今週(2018/11/26~11/30)の日経平均予想>

2万1,000~2万1,800円
(先週の予想:2万1,500~2万2,100円)
(実績値:2万1,243.38~2万1,852.92円)

11/30(金)~12/1(土)にアルゼンチンで開催されるG20首脳会合の機に、米中首脳会談が設定されると見込まれている。そこで米中通商摩擦について、何らかの妥協が行なわれるか見極めようと、今週は様子見気分が市場に広がる可能性がある。

実際には、トランプ大統領自身は(政権内・議会の対中強硬派の主張にかかわらず)ある程度の妥協を中国と行なおう(そしてそれを対中交渉の「勝利」と称し、自身の成果として喧伝しよう)、という意向であるように推察される。ただ、既に打ち出している対中関税引き上げを撤回する、といったことはありえず、2000億ドルの対中輸入に対する追加関税を現在の10%から来年25%に引き上げることをしないとか、さらに中国からの全輸入に対して追加関税を課すことはしない、といった程度だろう。

先週後半は一部の業種・銘柄の買い戻しは入ったが、まだ投資家心理は暗く、戻り売りの圧力も強いだろう。日経平均株価の上値は重く、場合によっては下値探りが継続しかねないと懸念している。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

為替:引き続き膠着気味の推移

<今週(2018/11/26~11/30)の米ドル円相場予想>

112.20~113.50 円
(先週の予想:112.20~113.80円)
(実績値:112.29~113.10円)

11/23(金)のブラックフライデーから米国ではクリスマス商戦が始まり、11~12月の小売売上高は前年比で4%台の好調な伸びが予想されている。ただしそうした好調さは、既に市場に織り込まれている感が強い。

米ドル/円 日足(SBI証券提供)

米ドル/円 日足(SBI証券提供)

足元は、米株価の軟調な推移や原油価格の下落から、市場では連銀の利上げ打ち止めが近い(とは言っても、早くても来年の春以降の話だが)、といった観測をはやし、それを「口実」として、米ドルの売りが出る局面もありそうだ。もちろん、米連銀に今のところそうした考えは全くなく、あくまでも市場のネタに過ぎないが、米ドル円相場は引き続き膠着気味の推移に陥ると予想する。

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※ 米国の住宅市場は、住宅ローン金利や住宅価格の上昇により、着工件数、新築住宅販売、中古住宅販売とも、陰りが出ている。

※ これに対し、中古住宅の在庫が少ないこと(上図)を指摘し、それは住宅需要の強さを反映している、との楽観論を述べる向きも多い。

※ しかし在庫が低水準であるのは、現在の住宅の持ち主が、さらに価格が上がると考えて売り惜しみを行なっている、との説もある。もしそれが正しければ、ひとたび住宅価格が上げ止まりないし軟化に転じれば、一気に中古住宅の売り物が増えて、住宅価格の下落に拍車がかかる恐れがある。米住宅市場は崩れ始めれば悪化が加速しかねない、と警戒すべきだろう。

image by: plavevski / Shutterstock.com

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※本記事は有料メルマガ『馬渕治好の週次メモ「時の花」』2018年11月26日号の一部抜粋です。毎週いち早く馬渕氏の解説をご覧いただくには、今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。本記事で割愛した項目もすぐ読めます。

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馬渕治好の週次メモ「時の花」』(2018年11月26日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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