2万4,000ドルの節目で起きること
この2万4,000ドルという水準は、「壁」というか「フタ」のようなもので、ここで反発する場合と、抜けて急に下げを加速する場合があります。
この水準での動きは、2万4,000ドルをはさんで、上なら上昇、下なら下落というシンプルな場合もありますが、2万4,000ドルを下回っても、1日ですぐに戻ればまた上昇することもあります。
ところが、数日2万4,000ドルを下回ったままの場合などは、急速、大きな下落が起きる場合があります。
NYダウの場合、下値で売買が多い水準は1万7,000ドル台ですから、そこまでは抵抗帯らしいものが見あたりません。
こういう中で2万4,000ドルを下回ってきていることは重要なことで、日経平均にも影響は出るでしょう。NYダウは、大きく動きやすい水準に来ているということです。
ただし、上か下かは予断を持たずに、動きを観察するのが得策です。
(12月18日午前6時)
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『「ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!」連動メルマガ』(2018年12月18日号)より抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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日本に影響を与えてきた欧米勢の勢力図が変化し、国際情勢も激変の時期を迎えています。トランプ政権の前の欧米勢力は、日本の1990年のバブル崩壊以降、日本の衰退を狙ってきました。超長期の経済サイクルである、コンドラチェフ・サイクルが、戦後最悪の大底でもあったことから、日本経済はデフレに陥り、低迷したままであったのです。ところが、トランプ政権の誕生以降、欧米勢の勢力は変化し、日本の今後も、大きく変わろうとしています。このメルマガでは、有料読者に限定して、ちょっと書きにくい話にも踏み込んで、欧米勢の動きをお伝えします。