中国が日本産レアアースに警戒
当時の報道を調べれば、南鳥島沖でのレアアース存在報道を受け、中国メディアが敏感に反応しているのが分かります。前述の通り、世界のほとんどのレアアースを生産している中国の優位性が、南鳥島採掘技術進展で失われる恐れがあると警戒しているようです。
中国共産党中央委員会機関紙・人民日報系の環球時報が、当時南鳥島沖でのレアアース発見報道を取り上げていました。
経済的採掘が可能かどうかが問われており、今すぐに産業に活用できるというものではなく、電気自動車(EV)の普及等、社会インフラのスピードに、南鳥島沖開発が進んでくれるかどうかが鍵になります。
中国がレアアースを武器に外交を進めてくるでしょうが、当面は中国に頼るところは大きく、中国との関係が重要であることは変わりません。それは米国も欧州も同じでしょう。
今後レアアースの話題からは、目が話せないですね。
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『らぽーる・マガジン』(2019年4月8日号)より一部抜粋
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