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レオパレス、破綻は秒読みか。オーナー会は「改修工事完了まで会社が持たない」と判断=姫野秀喜

レオパレスの破綻が現実味を帯びてきました。LPオーナー会の国交省および金融庁への働きかけを見ると、改修工事終了まで会社が耐えきれない可能性があります。(『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』姫野秀喜)

プロフィール:姫野秀喜(ひめの ひでき)
姫屋不動産コンサルティング(株)代表。1978年生まれ、福岡市出身。九州大学経済学部卒。アクセンチュア(株)で売上3,000億円超え企業の会計・経営計画策定などコンサルティングに従事。合間の不動産投資で資産1億円を達成し独立。年間100件以上行う現地調査の情報と高い問題解決力で、顧客ごとに戦略策定から実行までを一貫してサポートしている。

ほとんどの銀行がレオパレス物件への融資を停止、今後どうなる?

そろそろ末期か…

レオパレス、当時の社長の指示で組織的に建材変更していたと明らかになっています。

というか、普通にサラリーマンをやってる人なら、社長が施工問題について知らないなんてことはありえないと思っちゃいますよね。

何度も言っていますが、レオパレス、ヤバいです。

テレビも新聞もそして、週刊東洋経済(3月23日号)でも特集が組まれています。社会のレイトマジョリティーを対象とするマスメディアに取り上げられている時点で、すでに相当追い込まれているわけですが、具体的に今回の経緯をまとめて解説しましょう。

レオパレスに関連するヤバい歴史(筆者まとめ)

<バブルまで(1970~1990年代前半)>

・アパート分譲

<バブル崩壊後(1990年代後半~2008年)>

・サブリース開始

<リーマンショック以後(2008年以降)>

「終了プロジェクト」で経営回復
※終了プロジェクトとは、空室が多いサブリースのオーナーとの契約を「終了」させていくというプロジェクトのこと。ずっと借り上げしてくれて安心だ!と思っていたオーナーには寝耳に水です。

<その後>

・レオパレス訴訟開始(LPオーナー会)
※こちらの経緯は以下の記事をご参照ください。

【関連】突撃取材「家主の私がレオパレスを訴えた理由」集団訴訟はなぜ起きたか?=姫野秀喜

・ガイアの夜明けで複数回放送される

・施工不良問題で建築基準法違反が明らかになる

・金融庁が全国の地銀にレオパレス物件に対する融資の状況調査を指示

・設計にない部材での建築は元社長の指示により組織的に行われていたことが明らかになる

今現在がここになります。

危うい財務状態

以前にも当メルマガでお伝えしました通り、レオパレスの財務状態は2018年6月の有報によると、

<レオパレスの財務状態>

・賃貸事業の売上:約4294億円
・サブリース支払:約2780億円
・現預金:約786億円

となっています。

つまり、サブリースの支払いだけで毎月232億円かかるということです。

これでレオパレスの空室がバンバン増えたらどうなるでしょうか。レオパレスの賃貸のおよそ半分は法人契約なのですが、大手の法人は建築基準法で適法な物件しか契約しないので、今後は大手の法人からの社宅等の解約が予想されます。

Next: 建築免許はく奪の可能性も? オーナー達が想定する最悪のケースとは

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