fbpx

日銀が上場企業の5割で大株主の異常さ。株価が下がれば日本は大変なことになる

今後株価が下がれば大変なことに…

株安局面に転じて日銀の自己資本が毀損する事態になれば、通貨の信認も揺らぎかねない…。

日銀の雨宮正佳副総裁は3月に国会で「日経平均株価が1万8,000円程度を下回ると保有ETFの時価が簿価を下回る」との試算を示したそうです。

日経平均株価1万8,000円以下、いまが2万2,000円強ですから、あと4,000円強の幅、これを余裕と見るのか危険と見るのか…。

いずれにしても、将来の景気後退局面などで含み損が発生する可能性はゼロではありません。

満期を迎えると償還する国債や社債と違い、ETFには満期がありません。

残高を減らすために、もし市場に売却するなら、株価の下落を招かないように長い時間をかけて慎重に売却していくのでしょうか。それともそのまま「塩漬け」にしておくのでしょうか。

企業に新株を発行させ、日銀は証券会社経由で企業に発行数の株を引き渡す、企業は資金調達ができない、単に株数を増やすだけになる…。

これならマーケットの日銀保有株が流出しない、マーケット下落には繋がらないというスキームを聞いたことがありますが、果たしてどうなのでしょうね…。

続きはご購読ください。初月無料です

今週の重要指標&予定

わかりやすい経済のはなし

いま話題のニュースの裏側

1億円”への道 ~ 絶対に“億り人”になる!!

マーケット状況を考えよう(テクニカル分析・需給把握)

よもやま話~近況

※これらの項目は有料メルマガ購読者限定コンテンツです →いますぐ初月無料購読!

<初月無料購読ですぐ読める! 5月配信済みバックナンバー>

※2019年5月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。

・トランプ大統領ツイッター発言でマーケットが一変/中国製造2025、そして「大湾区計画」について(5/6)
・「令和」を考える:中国が次世代通信「5G」で世界を制する「令和」ほか(5/3)
いますぐ初月無料購読!


※本記事は、らぽーる・マガジン 2019年4月22日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

<こちらも必読! 月単位で購入できるバックナンバー>

※初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込324円)。

4月配信分
・「平成」を振り返る(4/30)
・今後の世界経済は「どこが弱いか」を見極める動きに/上級国民/日銀が年金を抜いて筆頭株主(4/22)
・日米通商交渉は大きなテーマ/東京大学上野千鶴子名誉教授祝辞が反響(4/15)
・株価上昇、債券上昇、原油価格上昇、ドル上昇/レアアースをめぐる経済戦争(4/8)
・世界は再び緩和へ、トルコは大丈夫?/イスラエルとパレスチナ(4/1)
2019年4月のバックナンバーを購入する

【関連】レオパレス、破綻は秒読みか。オーナー会は「改修工事完了まで会社が持たない」と判断=姫野秀喜

【関連】企業が儲けても給料は増えない。アベノミクスの家計軽視が世界経済を悪化させる=斎藤満

【関連】いきなり!ステーキ、いきなり業績不振へ。値上げしたら負ける国内デフレの深い闇=今市太郎

1 2 3

らぽーる・マガジン』(2019年4月22日号)より一部抜粋
※タイトル、本文見出し、太字はMONEY VOICE編集部による

初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中

らぽーる・マガジン

[月額330円(税込) 毎週月曜日]
絶対に知るべき重要な情報なのに、テレビなどが取り上げないことで広く知らされていないニュースを掘り起こし、また、報道されてはいるけどその本質がきちんと伝わっていない情報も検証していきます。情報誌は二部構成、一部はマーケット情報、マーケットの裏側で何が動いているのかを検証。二部では、政治や時事問題、いま足元で何が起こっているのかを掘り下げていきます。“脱”情報弱者を求める人、今よりさらに情報リテラシーを高めたい人はぜひお読みください。CFP®資格の投資ジャーナリストが、毎週月曜日にお届けします。

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー