「会見したら全員連帯でクビ」
非上場以来ずっとトップの座に収まっている大崎氏が直接大丈夫だといったのかの言質はこの会見でとれてはいませんが、会見したら全員連帯でクビと言われた意味を含めますと、なんとなくその真意は理解できるものがあります。
恐らく田村亮氏が口にした吉本発言のディテールは、テレビ放送では絶対にオンエアされないものとなるのでしょう。
上場廃止で社会的責任を問われることはなく、株主は大手テレビ局で固められているので、どんなに反社会的勢力と繋がっていても責任を問われることはないと聞こえたのは私だけでしょうか。
問題は安倍政権と吉本との関係
この主要テレビメディアが問題視できない吉本興業と非常に近しいのが安倍政権であるというのも、なんともきな臭い雰囲気で個人的には非常に嫌悪感を感じます。
第二次安倍政権発足後に設立された官民ファンドのクールジャパン機構なるところも、吉本にすでに計22億円を事業出資しています。
足元では吉本などが参画した新会社が手掛ける教育コンテンツ等を国内外に発信する国産プラットフォーム事業に対して、最大100億円も出資するといいます。
すでに安倍首相は今年4月、なんばグランド花月に初登場して物議を醸していますし、6月には吉本の泡沫芸人が逆に官邸を訪れてどうでもいい芸を見せるという体たらくな面会も果たしています。
そうでなくても挙動のおかしい安倍政権ですが、どうもここに吉本などが出てくるところを見ると、ますます疑問が募る状況です。
みなさんはこの件をどうご覧になっているでしょうか?
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『今市太郎の戦略的FX投資』(2019年7月20日号)より抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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