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「日経平均の因縁場」1万6350円の考察/ソロスの中国観・原油相場観=山崎和邦

週明け目先の市場

個人投資家は、“ひるまず”長期投資方針で突っ込みは買ってくるが、勿論上値は追わない。従って、日経平均株価は1万6000円台半ばで上値の重い展開が続く半面、下値の堅さも目立ってきた。

最近の日経平均は、1万5,800円前後まで下げると岩盤に当たったかのように反発する展開が続く。オイルマネーの売りという強力な売り手は“健在”だが、割安株を拾う動きが支えにもなっている。

一方、日本株投信への資金流入が続く。今年1月のNISA口座による買い付け額は過去最高という。

野村総合研究所によるとETFを除く日本株投信は、純増(設定から解約・償還を引いた資金流入)が1月に3500億円強に達したという。

週末時点でPBRが1倍を下回る銘柄が証1部の55%も出た。理屈から言えば異常安である。
割安感は増す要因になる。

一方、騰落レシオは今年最高に100%の中立水準に戻した。急落相場に一巡感が出た。

短期的な「売られすぎ」の目安の70%を越えてきており、年初来の急落相場に一巡感が
出ている。

図4 騰落レシオ(25日)は昨年12月11日以来の100%水準超え

図4 騰落レシオ(25日)は昨年12月11日以来の100%水準超え

一方で、株数ベースで見た信用買い残はすでにアベノミクス相場の起点となった12年12月の衆院選時の水準まで目減りしている。

今後は戻り売り圧力が徐々に減ってくる可能性が高い。但し、原油価格が上昇しない限り、値段構わず“背に腹は代えられず”にオイルマネーは売ってくる可能性はあるし、その動きに“悪乗り”するヘッジファンドの動向は予測が付かない。

Next: 伝聞情報ながらジョージ・ソロスの中国観・原油相場観について

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