金だけ言い値を支払うのが本当に外交なのか
奇しくも5日、安倍総理大臣はロシアのプーチン大統領と実に27回目にもなる不毛の首脳会談を行っています。
結果はロシア側から譲歩を得ることはできず、2016年に経済協力費として3,000億円支払ったのも何の足しにもならずに今日に至っています。
トランプからはメキシコの壁のために金を巻き上げられ、プーチンからもいいように金をとられて、これが本当に外交といえるのか。
改めて、この政権の姿勢を問い正したい気分になるのは私だけではないはずです。
月末には日米通商交渉に署名
日本にとってはTAG(日米物品貿易協定)だが、米国にはFTA(自由貿易協定)という、日米通商交渉の結果も詳細は明らかにされていません。
今のところ一切、米国からは話がないと言われている為替条項の部分は、日本だけが優遇されるはずもなく、どこかでやはり入れることになりましたという事実が飛び出してくる可能性が高くなっています。
この日米通商交渉がどういう内容になるのか、ここからさらに注目されるところです。
この件では必要のない余剰在庫のトウモロコシを無理やり購入させられており、もはや日本は米国様の言いなりの状態。
当然、米軍再編関係経費の中から米国に金を間引かれた件などについては、一切触れることもできない状況なのでしょう。
6月のトランプ来日のときからこのメルマガではおかしいおかしいと指摘してきましたが、安倍政権の実態はこの通りで申し訳ないですが、お話にならないレベルに陥っています。
納税者の方これで納得されているのでしょうか?
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『今市太郎の戦略的FX投資』(2019年9月6日号)より抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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