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新型iPhoneが伸び悩むAppleは、サービスの成長でこれから盛り返すことができるのか?=シバタナオキ

iPhoneユーザーの年間アプリ消費額

さらに、iPhoneユーザーは1年間でどの程度アプリでお金を消費しているのかを調べてみました。

推計値ですが、2019年度はiPhoneの1ユーザーあたり、年間$88(約8,800円)をアプリに消費してる計算になります。

The majority of spending — almost 70 percent — will come from games. As much as $60 of that $88 will be on paid game downloads and in-game purchases.

参考までに、現時点ではユーザーのアプリ消費額のうち約7割がゲームで消費されていると推定されています。

以下では、これらの情報をもとにAppleのサービス売上のユニットエコノミクスを詳細に見ていきたいと思います。

繰り返しになりますが、ハードウェア会社としてのAppleは、今後しばらくの間は大きな成長が見込めません。Appleが伸びるかどうかというのはサービス売上の成長にかかっていると言っても過言ではないのです。

サービス会社としてのAppleを見た場合、

・どのようにユーザーを獲得して、(Appleの場合はハードウェア販売)
・一度獲得したユーザーから一度獲得したユーザーからどのように長期間にわたって継続的に収益をあげるのか

ということが大事になります。

この記事は、ライフタイムの長いサービスを提供している方やしたいと考えている方、ハードウェアとサービスを連動させたサービスを担当されている方、 Appleの将来がとても気になるという方に役立つ内容になっています。

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iPhoneユーザーのユニットエコノミクス

AppleのサービスARPU向上施策

まとめ

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image by: Neirfy / Shutterstock.com

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『決算が読めるようになるノート』 2019年9月26日号『Q. Appleをサービス会社として見た場合のARPUは?』より抜粋
※記事タイトル・本文見出し・太字はMONEY VOICE編集部による

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