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いよいよピークを迎える3月期の中間決算…製造は厳しい反面、建設土木は活況へ=街

郵便局員による切手着服事件、着服額=利益の減少

それにしても先週のニュース、郵便局員による切手着服事件には驚きました。

簡単に犯罪が発生する仕組みが温存されたままに何億円もの着服が隠ぺいされていました。遥か以前から(少数でしょうが)全国の郵便局でも同様の犯罪があったと思います。

ストレートに「着服額=利益の減少額」ですから、これでは郵便事業の利益が上がらない訳です。郵便事業に関しては横領など昔から様々な犯罪が明るみに出ています。その原因が管理の杜撰さに由来することは関係者皆が承知していたはずですが、ほとんど改善が為されないまま今に至っているようです。

先月末に郵政銘柄の不安について書きましたが、今週の週刊ダイヤモンドでは日本郵政の大型減損リスクについて書かれています。将来の利益減少懸念や含み損の実態が一般投資家の目に触れる機会が増えるほどに、株価への影響が大きくなるのでしょう。

どんな事件や事故が起こっても改善されない呆れた(既得権と汚職の)組織。真面目な現場職員に加えて、国民に対しても、どれほど負担を掛けているのかと思います。

そしてデジャヴュを感じます。厚労シロアリの巣窟、日本年金機構(旧社会保険庁)です。ゴキブリが時間とカネの無駄遣いをしているうちに年金債務も拡大し続けます。

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image by : ZoranOrcik / Shutterstock.com

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億の近道』(2019年11月8日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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