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日経VI概況:上昇、中国発の新型コロナウイルスで投資家心理は後退

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は21日、前日比+1.48pt(上昇率10.97%)の14.96ptと久々に大幅に上昇した。なお、高値は15.13pt、安値13.47pt。前日の米国市場は、キング牧師誕生日の祝日で休場。安定したドル円相場を受けて、日経225先物は朝方こそ堅調だったものの、中国での新型コロナウイルスによる思惑からアジア市場が大きく下落して始まると、次第に投資家心理は後退していった。為替も1ドル=109円台までの円高方向に振れるに伴い、リスクオフ機運が高まり、プットが買われ、日経VIは大きく上昇する格好となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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