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ついに韓国の新型コロナ感染者4,812人へ。経済崩壊を招くウォン急落と各国の入国禁止措置

この2週間で日本も大混乱へ

そして、日本の場合は、全国の小中高に2週間の休校要請、各自イベント自粛要請、野球などスポーツの無観客試合、日経平均が大幅に下落するなど、様々な経済に影響が出ている。

しかも、SNSでトイレットペーパーがなくなるというデマが広まり、薬局やスーパーからトイレットペーパー、ティッシュまで消えたそうだ。

日本人もわりと追い込まされている気がしないでもない。わずか2週間でどれだけ状況が変化したのか。改めて振り返って見ると末恐ろしい。

日本も韓国もお互いをバカにできない

しかも、韓国メディアは2月8日に日本のクルーズ船の対応について、『日本、クルーズでまた10人感染…安易な対処で「感染病後進国」と恥さらし』という大変ふざけたタイトルで記事を書いている。

当メルマガの読者なら、あのクルーズ船が日本の船でないことは明白であり、感染者もすべて日本人ではないことはおわかりだろう。それなのに勝手に日本人として扱ったあげく、日本は中国に続いて感染者数第2位となったと書いているのだ。

これを先に読んでいた私は、今回の韓国の感染者が急増するのを見て、同情する気は一切、起きなかった。

しかも、リンクを紹介しようと思ったら、すでに記事を削除して逃げているという。

そして、きょう3月3日時点で韓国の感染者数は4,812人なので、もうすぐクルーズ船を遙かに超えて世界第2位の「感染病後進国」となることが決定した。

日本のことを対岸の火事としていたことが大きなブーメランとなって戻ってきたわけだ。しかも、ここからさらに増加することも確定している。

そして、もう1つの問題が、連日のウォン安である。

時間外取引で一時は1,214ウォンの最安値を記録

日付  KOSPI 米ドル/ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)
17日 2,242.17 1,183.90 692.59 302.76 -2,287億
18日 2,208.88 1,189.50 682.92 297.74 -3,068億
19日 2,210.34 1,189.30 684.78 298.33 -2,202億
20日 2,195.50 1,198.70 681.67 296.65  1,107億
21日 2,162.84 1,209.20 667.99 292.42  2,151億 ←時間外取引で1,214ウォンまで下落

まずは2週間前の韓国市場の結果を張っておく。異変が現れたのは2月20日だが、ここに来て一気にウォン安へと進んだ。

これは米国で猛威を振るっているインフルエンザが実は新型コロナウイルスかもしれないというニュースも関係していると思われる。そして、それは最悪な形でダウを襲う結果となったのが今週だ。

それで、20日から急にウォンが売られていき、気が付くと1,200より下げているという。しかも、21日には1,209ウォンまで下落。時間外取引でも一時的に1,214ウォンと、ここからさらにウォン安が進む可能性が高まっている。

韓国での感染者が増えたことで経済的な活動に大きな影響が出るのを見た投資家が動いたのか。どちらにせよ。韓国人が中国の心配よりも、自国(韓国)の心配をする羽目になったことは確実だ。

そんな中、今週は世界同時株安が襲いかかる。

Next: 「ウォン」「KOSPI」がナイアガラ。ウォン安から経済崩壊の危機へ

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