ナスダック 再び時間の逆行
先週のレポートでは、ADラインに注目した。上値抵抗線ADラインを越えた状態というのは「時間の逆行」と言い、ペンタゴンチャート上はあってはならないこととされている。先日、ナスダック総合指数は描き換えたばかりなのに、再び時間の逆行が生じている。投資資金がナスダックの構成銘柄に集中しているのであろう。こうした状況下でアマゾンが最高値を更新してきている。
次の注目日は4月21日前後である。
今週のポイントは、時間の逆行は回避できるのかということである。
<あくまでも個人的見解>
ADラインに注目したい。時間の逆行が回避されるのであれば、ADラインの内側に戻ってくることが求められるからだ。
<トレンドのポイント(長期)>
上昇トレンドの上昇局面である。
<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、買いポジション。
売りポジションへの変更は、8,000ポイントを終値で割り込むことである。
<現在のシナリオ>
堅調な展開が続いている。B点が位置する時間帯を通過すると同時にADラインから上放れ、時間の逆行が続いている。この場合、9,000ポイントを目指す動きも考えられる。
<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行し、時間の逆行が回避される可能性もある。週明けにC点が位置する時間帯を通過する。したがって、流れが変わる可能性があるからだ。この場合、8,000ポイントを下回ることが考えられる。
※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<株式編>』(2020年4月19日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。本稿で割愛したビットコイン・個別銘柄の展望もすぐ読めます。
『☆ペンタゴンチャート分析<株式編>』(2020年4月19日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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