中央銀行の無制限の緩和政策によって、当面はラリーが続くかもしれない
「世界の中央銀行は、なりふり構わずいろいろな対策を打っている。それが次のバブルを生む可能性がゼロとは言えない。事実、リーマン・ショックの際、「100年に一度の経済危機」と言われながら、その後、わずか数年で、それを上回る規模の新たな金融バブルがつくられることになった」。
ロジャーズ氏は続けます。
「このような一連の誤った政策が功奏して、大きなラリー(再上昇相場)が起こるかもしれない。FRBだけでなく、世界各国の中央銀行が揃って金融緩和に踏み込んでいることも、それを後押しすることになる。世界の中央銀行は、足並みを揃え、これまで世界市場最も大量のお金を刷ってきたにもかかわらず、今回の騒動でさらなる量的緩和を発表してさらに大量のお金をバラまこうとしている」。
空前の危機にあって、個人投資家はどのように行動するべきでしょうか。
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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2020年5月1日)
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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