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今週の為替見通し:ドル円、さらに上値重たく〜転換点を読み解く各通貨ペアチャート分析=川口一晃

ポンド/円 ど真ん中の時間帯を通過

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<先週の動き>

A点が位置する時間帯からB点が位置する時間帯までの動き、更にはB点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯が変化日になるのか否かがポイントになった。実際には、A点が位置する時間帯以降堅調な展開を続けていたのだが、B点が位置する時間帯に上ヒゲの長いローソク足を示現し、翌日は値を下げてきている。
次の注目日は7月21日前後である。

A点水準:約132円
B点水準:約142円50銭

<今週のポイント>

先週末にかけてB点が位置する時間帯を通過した。したがって、B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わるのか否かがポイントになる。しかも、B点が位置する時間帯で同事線に近いローソク足が出現しているからだ。

堅調な展開が続くのであれば、右肩下がりのBCライン越えていくことが求められる。逆に、上値の重たい展開に移行するのであれば、上値抵抗線BCラインに沿って推移していくことが考えられる。

<現在の相場状況>(基本のポジションとロスカットを含めた転換価格を提示)

上昇トレンドの上昇局面である。下落局面への転換価格(売りシグナル及びロスカット)は、終値で133円70銭を割り込むことである。

<今週のメインシナリオ>

堅調な展開を維持している。A点が位置する時間帯より上昇が続いている。また、下値支持線ACラインから上放れているからだ。この場合、BCラインを越えて戻り高値を試す動きになっていることが期待される。

<サブシナリオ>

上値の重たい展開に移行する可能性が出てきた。B点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯が変化日となり流れが変わる可能性がある。しかも、同事線に似たローソク足が出現している。そして、右肩下がりの上値抵抗線BCラインが控えているからだ。この場合、ACライン水準が下値の第1メドになっていこう。

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※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2020年7月12日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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image by:leungchopan / Shutterstock.com
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☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2020年7月12日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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