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朝方のギャップアップが利益確定のきっかけに【クロージング】

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30日の日経平均は5営業日ぶりに反落。211.09円安の26433.62円(出来高概算24億8779万株)で取引を終えた。感謝祭の祝日明けとなる27日の米国市場は、新型コロナワクチン供給への期待や感謝祭当日のネット販売好調が伝わるなか、買い先行で始まった。ただし、急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されるなか、寄り付き直後に付けた26834.20円を高値に利益確定の流れが強まった。前場半ばに26500円台まで下げた後は26600円処での底堅さがみられていたが、グローベックスのNYダウ先物が200ドルを超す下落で推移するなか、後場半ばには26405.83円まで売られる場面がみられている。

東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1800を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは任天堂<7974>の強い値動きからその他製品が上昇した他は、32業種が下落しており、鉱業、ゴム製品、石油石炭、非鉄金属、倉庫運輸、銀行、陸運、鉄鋼が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、中外薬<4519>、東エレク<8035>が堅調。一方で第一三共<4568>、アステラス薬<4503>、KDDI<9433>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>、トヨタ<7203>が冴えない。

日経平均はファーストリテ上昇の支えもあり、チャート上では5日線が支持線として意識される一方で、TOPIXが5日線を割り込んでいる。リバランスの影響もあるだろうが、ワクチン供給が現実的となるなかで利益確定の流れが強まった影響が大きいだろう。急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されるなかにおいて、朝方のギャップアップが利益確定のきっかけとなった格好である。急ピッチの上昇に対する利益確定の範囲であるが、TOPIXは11月24日にマドを空けて上昇し、その後は1750~1800ポイント手前水準での高値もち合いが続いている。

TOPIXは本日の調整でもち合いレンジの下限レベルに到達している。週明けの米国市場は好調な年末商戦を受けた上昇が期待されるものの、バイデン氏が愛犬と遊んで足首をねん挫するなど、健康上へのリスクを警戒する声も聞かれる。また、イランの地政学へのリスクを警戒する向きもある。売り優勢でマドを空けて寄り付くようだとチャート上ではアイランドリバーサル形状となり、目先的なピーク感が意識されてくる可能性もありそうだ。

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