なぜ、志望先の会社で働きたいと思ったのか。
その理由と、そして熱意を担当の面接官に熱くアピールする。
就職活動の際の企業面接といえば、基本的にこのように対応するものだろう。
だが会社側も、受けてきた全員を通すわけにはいかない。なので時には、あえて意地悪な質問を投げかけ、相手を振るいにかけることがある。
Twitterユーザー・がたろうTTLでCPUを作る爺(@duo6750)さんが紹介している“本当にあった採用面接”も、そんな選別のための問いかけであることは間違いないだろう。
一見無害な世間話なのだが、そこには極悪なトラップが仕込まれていたのだ。
【本当にあった採用面接(49)】
面接官「AとB、どちらのソースコードが好みですか」
学生1「Aです。Bは明らかに素人の作品です」
学生2「Aです。Bは変数名が意味不明です」
学生3「Aです。Bは字下げも滅茶苦茶です」
学生4「Bです。2行目にある作者名が御社社長の名前です」— がたろう TTLでCPUを作る爺 (@duo6750) 2017年4月3日
こ、これは究極の難問だ…。
何と言っても、相手の会社全体がどのような人材を求めているかを、たった数秒の間に見極めなければならないのである。
しかし仮に下調べを行い、事前情報としてこの“裏ネタ”を掴んでいたとしても、やはり返答には困ることだろう。
“ネームバリュー”に惑わされない力を持つという点か、あるいはしっかりと社長に気を利かせられる点か。そのどちらを求められているかは、企業HPなどには、当然掲載されていない。
とりあえず、そのような複雑な要素を省いて考えてみると、本件は学生1~3番の方が勉強は出来るのだが、4番の方が知恵はしっかりと回る感じであろうか。
Twitter上の反応
いろいろ悩ましい(^^;; いいコードを選ぶか、社長のコードを選ぶか。 https://t.co/y86LVhIbrW
— Kumagai, M (@kumarobo) 2017年4月3日
個人的な「好み」ではBですが、Aが必要な場面もあるかと思います、お望みであればそちらを完全に用意いたしますね。 ……が最適回答(IT業界に限らず)かしら。 https://t.co/FbyP4W8Jio
— ぴち (@omuretsu3) 2017年4月4日
もちろん学生4が落ちたんだよね? https://t.co/ZekJUXK09K
— Tsubasa Kohyama⊿ (@t_kohyama) 2017年4月4日
エンジニアとして優秀な学生と、社会人として優秀な学生の差 https://t.co/YgeyjYE62l
— rai_suta (@rai_suta) 2017年4月4日
全員採用して123は技術者、4は営業かな(*´ー`*) https://t.co/I18qFBu5zF
— のぼっこ (@nobokko) 2017年4月4日
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
記事提供:ViRATES
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