中国「一人っ子政策」のツケが習近平政権に重くのしかかっています。超高齢化社会への対応と、財政・経済政策の微妙な舵取りが最大の課題となりました。

中国経済は「模倣」と「膨大な人口」を使い、この40年で驚くほど大きくなりました。この両輪が使えなくなる近未来、中国はどうなっていくのでしょうか？

現在の中国は、建国以来の潜在的な危機を抱えています。出生率の急低下という問題です。「一人っ子」政策が行き過ぎてしまい、負の側面が各所に噴出しています。

中国の「一人っ子政策」廃止、当事者の中国人たちのホンネは？中国国内メディアの報じ方は？現地事情に詳しいフリーランスライターのふるまいよしこ氏が解説します。

「一人っ子政策」の廃止は、中国にとってかなり長期を見据えた方針転換だが、目先では、子供向け市場を中心に全体で2250億元の需要創出が見込まれるとの試算も出ている…

中国の一人っ子政策廃止を「産む自由がないのは変わらない」と批判的に見るチャンネル桜キャスターの浅野久美氏。政策が失敗した原因と、いまの中国が抱える問題とは？