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たった30秒眺めるだけで視力回復?「すごい錯視」の最新研究成果が発表!

英ヨーク大学とグラスゴー大学による最新の共同研究によると、ある“錯視”を体験することで、一時的に視力が良くなったような錯覚を感じることができるという。

その錯視とは『運動残効(うんどうざんこう)』と呼ばれるイリュージョンで、螺旋状に描かれた渦巻き模様を回転させ、見つめ続けることで、周囲の様子が歪んで見えるという錯視である。

この錯視は回転する渦巻きを長く見続けることで“運動への適応”が生じ、それに伴う残像が生じるというものである。

この現象自体は古くから知られており、流れ続ける滝を見つめることでも運動による残効が生じることから『滝の錯視』と呼ばれることもある。

そこでまずは、上の動画に映し出される回転する螺旋模様を約30秒間、見続けてほしい。

そして、下記の視力表画像に目を転じていただきたい。

出典:mailonline

出典:mailonline

視力検査表の最も下の文字、つまり1番小さい文字が大きくなったように見えはしないだろうか?

両大学による研究チームは、時計回りまたは反時計回りに回転する映像を74人の被験者に30秒ずつ見つめさせ、log MAR視力表を使用して文字が拡大されて見えるかを調査した。

その結果は被験者の多くが「文字が大きくなって見えた」と答えており、脳による錯覚が一時的とはいえ読めない文字を拡大させて見せることがあることを証明したというのだ。

ただしこの現象は“一時的に視力が良くなったように感じられる”だけであり、視力の改善などが期待できるものではない。

また、繰り返し同じ映像を見続けることで眩暈(めまい)などの身体的影響が出る可能性もあるため、やりすぎは禁物である。

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(Matt Stone)
参照:Mail Online/Does it work for you? Staring at this simple optical illusion for 30 seconds can noticeably improve your vision, claim scientists
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

記事提供:ViRATES

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