107歳まで生きる確率が50%に!「人生100年時代」に必要な運用力とは=田中徹郎

いま『Life Shift 100年時代の人生戦略』という本を読んでいるのですが、驚くべきことが書かれています。なんでも2007年に生まれた日本人は、107歳まで生きる確率が50%あるというのです。(『一緒に歩もう!小富豪への道』田中徹郎)

プロフィール:田中徹郎(たなか てつろう)
(株)銀座なみきFP事務所代表、ファイナンシャルプランナー、認定テクニカルアナリスト。1961年神戸生まれ。神戸大学経営学部卒業後、三洋電機入社。本社財務部勤務を経て、1990年ソニー入社。主にマーケティング畑を歩む。2004年に同社退社後、ソニー生命を経て独立。

寿命100年時代の「老後」は40年超、途中で資金が尽きたら…?

2007年生まれの日本人は、半分が107歳まで生きる

いま『Life Shift 100年時代の人生戦略』という本を読んでいるのですが、驚くべきことが書かれています。なんでも2007年に生まれた日本人は、107歳まで生きる確率が50%あるというのです。

アメリカ、カナダ、イタリア、フランスも同様に長寿化傾向が見られ、同年に生まれた子供たちは104歳まで生きる確率が50%あるそうです(※UCLAのHuman Mortality Databaseによる)。

107年も生きられるのはうらやましいですが、100年時代には、それなりの適応力が求められることになるのではないでしょうか。

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まず、今のように65歳でリタイアしてしまえば、どうでしょう。リタイア後に40年以上の人生があるとすれば、いったいその時間を何に使えばよいのでしょう。

逆に「自由な時間を使って豊かな人生を送れる」とポジティブに考えることもできますが、そのためには社会人になる以前、すなわち高校時代や大学時代で、すでにそのことを念頭に、キャリアプランや生きがいについて考えておくことが望ましいでしょう。

お金の使い方や貯め方、運用のし方なども同様で、長い人生を想定し、今以上に長期的な視点が求められるに違いありません。この長期的視点が欠ければ、長いリタイアメント生活は厳しく、つらいものになるかもしれません。

将来の年金受給者の増加労働人口の減少は避けられず、私たちの子供世代や孫世代の年金制度は、より厳しいものになるに違いありません。

仮に健康年齢が伸びて、80歳まで仕事ができるようになったとしても、そこから30年ほどは無収入期間が続くわけです。その間のどこかで手持ちの資金が尽きれば、その後の人生はかなり悲惨なものになるでしょう。

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