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バイデン政権は短命に。ハリス副大統領との早期交代を織り込むウォール街=今市太郎

カマラ・ハリスに途中交代した場合相場がどう反応するのかも注目

バイデン新大統領がどうしてもうまく機能しないとなれば、途中で新副大統領のカマラ・ハリスが大統領にとってかわることになるのでしょう。

しかし、果たして相場はそれを好感するのかどうか。これが大きな問題です。

カマラ・ハリス自身は、上院では相当な「左派」として知られる人物ですし、カリフォルニア州選出でシリコンバレーのIT企業との関係も深い様子。

バイデンとはかなり異なる政治を行うことが予想されますが、党内の左派勢力とどういう関係を維持することになるのかも、大きな注目点になりそうです。

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新大統領誕生の「期待感」がまったくない

いずれにしても、新しい大統領が誕生して、ここから米国の政治がどうなるのかといった期待をまったく感じさせないのが、この新大統領。

本邦では、およそ適格者ではない総理大臣が誕生していますが、それにも増して本来大統領になどなるべきではない人物が選ばれてしまった感は否めません。

誰が大統領でも、イエレン財務長官とFRBのパウエル議長がカネをバラまくことを継続するなら、株価は上昇を維持することになるのかも知れません。

それでも、米国のダイナミズムはすっかり失われることになるのではないでしょうか。

バイデン大統領が2021年最大のリスクに

米国の経済誌では、すでにバイデンが大統領になることが2021年のもっとも大きなリスクとなるであろうという記事が出始めています。

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確かにその可能性は高そうで、まったく想定外の相場への影響が出る可能性も十分に注意していく必要がありそうです。

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