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「日本の地名」まで盗み取る中国に常識は通用せず。国家ぐるみの勝手な商標登録、ブランド乗っ取りに我々はどう対処すべきか?=鈴木傾城

中国の発展は「国家ぐるみの知財侵害」から生み出された

しかし、そんな犯罪行為を繰り返しているうちに、やがて良心のある世界のユーザーがポツリポツリと離れていき、中国は見捨てられることになる。

社会全体がパクリで成り立っていると社会全体が衰退する。中国のように他者から盗むことで成り立っている国家は、やがてじり貧になっていくのは当然のことだ。やっていることは正当なことはないので、いずれは代償を払うことになる。

中国企業の多くはあちこちの企業の知財をそのままパクって形にしているので、警戒され、敵視され、排除されることになる。

どのみち、知財の侵害で成り立ってきた存在はオリジナルが超えられないのだから、いずれは見捨てられることになるのは当然の結末だ。

知的財産の侵害に中国政府とその傘下の企業は、一時的にどんなに巨大な力を持ったとしても、イノベーションを生み出す体質にはならない。最初から、そういった文化も哲学も体制も才能も持っていない。

イノベーションを生み出すためには、基礎研究に裏打ちされた試行錯誤や、現状に対する批判精神を持ち合わせていなければならない。そのいずれが欠けてもイノベーションを生み出せないのだが、中国はどちらも欠けている。

まわりを見回して、どこか手っ取り早く「盗めるもの」がないか捜す方が楽だと考えるのが中国だ。中国の発展は「国家ぐるみの知財侵害」から生み出されたものであり、そのすべてはニセモノなのである。

中国企業は、知的財産を所有する企業に対して愛を持たない。オリジナルを逆に踏みにじる。自分こそがオリジナルだと詭弁と強弁と捏造を強行する。

そんな精神状態だから、イノベーションを生み出す体質にならない。尊敬もされない。尊敬どころか敵視され、やがてはホンモノに叩きのめされることになる。

起源は自分にあると激しく主張し、「嘘も百回言えば本当になる」を実行してまわりを欺こうとする。このような腐った体質の国家や企業が現実に存在するのである。アメリカは「中国がそうだ」と言っている。

アメリカは中国徹底排除に動き出した

アメリカは中国がそのような国であることに気づき、中国がやっているアンフェアな手口をいよいよ糾弾するようになっている。

トランプ前政権は徹底的にそれを推し進めたが、「中国はフェアではない」という認識は、いまや世界全体が共有するようにもなっている。だから、これから中国がうまくいくとは思わない方がいい。

オリジナルを生み出せない盗賊国家「中国」のピークは、すでに過ぎたと見る方が正しい。

普通の国家や企業はオリジナルを尊重し、オリジナルを愛し、そしてオリジナルを手本にして追いつき、追い越そうとする。中国はそうではないのだ。ハッキングや悪質ソフトウェアでオリジナルを踏みにじる国なのだ。

中国はオリジナルをパクって、あたかも自分が生み出したように見せかける。起源を主張したり、パクって素知らぬ顔をしたり、他人のオリジナルをそっくり盗用してなりすましたり、消費者に対してニセモノを本物と偽って売ったりする。

姑息で下劣である。

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