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バフェットも注目!安値更新中の「お菓子銘柄」は買いか?明治HD、カルビー、グリコ、森永製菓を分析=栫井駿介

コロナ禍でコンビニ売上が激減

ここで皆さんも疑問を覚えるかも知れません。

このようなお菓子メーカー家で過ごす時間が長くなったということで、むしろお菓子買うことが増えたのではないかと感じられる方もいるのではないでしょうか。

実際に巣篭もり商品に関しては、どのメーカーも比較的好調です。

明治だったら乳業もありますからヨーグルトですとか、カルビーのフルーツグラノーラ、それからグリコのアイスクリーム、そして森永だとホットケーキミックスなんかもありますから、これらの売り上げは非常に好調でプラスに貢献しています。

一方で、大きなマイナスとなっているのが「コンビニ需要」です。

菓子メーカーの各社は、いずれも今や主力がコンビニになっています。コンビニにどんどん新商品を出し、しかもちょっと高いプレミアム価格で売ることによって、そこそこお金のあるサラリーマンだったり、OLの人だったりをターゲットとしていました。

彼らが仕事の合間にコンビニで高いお菓子を買うことによって、実はこれらのお菓子メーカーは利益をどんどん上げてきました。

しかしコロナ禍でそもそもオフィスに出る機会というのが減ってしまいましたから、それでここにあるような小さな商品、あるいは少し高級感のある商品というのが目先売れなくなっています。

チョコレートだったり、じゃがりこ、ポッキー、ハイチュウといったところが売れなくなっています。

このプラスとマイナスがありながら、トータルではやはりマイナスという形になってしまっているところが多いです。

「定番」となったお菓子は強い

とはいえコロナが終われば一部はリモートワークも定着するのでしょうけれども、大部分の人がオフィスに戻るということが考えられるわけです。

したがって、この一時的な減収減益というのは実はあんまり問題にならないのではないかというのが私の考え方です。

各社とも、値上げによって業績を上げてきました。お菓子売り場に行っていただければわかると思いますが、売られているチョコレートとかそういったお菓子メーカーは、実はこれらの会社プラスアルファぐらいで、かなり寡占的な状況になっています。

しかも馴染みのある商品で子どもの頃から買ってきたような商品が選ばれるわけですから、なかなか他の会社にスイッチにするということがありません。

しかも、子どもの時に買っていたお菓子が大人になってもまだ馴染みのある状況で、少しお金があるということになると、プレミアムな商品が出たらコンビニで買ってみようということになるわけです。

こうやって各社が業績を伸ばしてきました。

Next: バフェットも注目するお菓子銘柄、今は割安か?

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