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中国で拡大する育児市場、今後は「3人目出産容認」へ。親の年齢で消費動向に差、日本の子育てに影響も?

子育て費用

次に、子育てに関する消費についてです。全体的な傾向としては、以下といった形で消費の意思決定もわかれます。

・少額の消費は、お母さん(例、子育て用品、スキンケア、消費税等)
・多額の消費は、お父さん(例、自動車、不動産、教育等)
・その他は、お父さん・お母さんが共同(例、旅行、家電、金融・保険等)

上記に関しては、何人目の子どもか、という点も影響してきます。2人目の子どもであればあるほど、お母さんの意思決定権が多くの項目において強くなります。

地域によっても、お母さんの関心毎が異なる様相を見せています。Tier1都市(北京、上海、深センなど)では、早期教育や娯楽、大物商品やベビー用品に対して、お母さんがより多くの決定権を持っており、Tier2都市では、ケア・健康・おもちゃ・食品への支出を重視。Tier3以降の都市では、ベビー服を着ることに関心が高いようです。

子どもに費やす費用としては、世帯収入の20%~30%が最も多く、その中でも、1990年代以降生まれ、かつTier1都市に居住するお母さんは、「豊かな子育て」を志向しており、子どもに費やす費用は比較的高水準にあります。

コロナはどう影響?お母さん・赤ちゃん市場の変化

<(1)外出自粛>

赤ちゃんを外に連れて行き、自身も赤ちゃんも含めて気分転換したい、というニーズを持つお母さんは多いと思われますが、コロナの流行により、外出回数、時間、また外出先(特に遠方)は制限されることとなりました。

<(2)オンラインへの傾斜>

また、外出が制限されることにより、オンラインによる消費傾向が益々加速することとなりました。特にベビー用品やアパレル、次いでベビーフードや玩具・教育用品などにその傾向が見られます。

お母さんの消費行動・チャネル

お母さんの年齢が1995年以降生まれなど、若ければ若いほど、オンラインでのショッピングを好む傾向が見られます。

一方で、お母さんの年齢が1980年代以降であれば、従来のように大型のショッピングモール等のオフラインで買い物することを好む傾向が見られます。

お母さんが赤ちゃん用品を購入する際、重視するものを食品・用品・服・おもちゃでみると、そのどのカテゴリーにおいても「品質」と答える割合がもっとも高く、その次にブランド、成分、機能性、安全性、価格等という順序になっています。

今回は、中国のお母さん・赤ちゃん市場に焦点を当て、さまざまなデータを見てきました。また、お母さんの年代や家族構成によって異なる消費の傾向も見えてきました。

日本の商品・製品も引き続き、中国では人気がありますが、販売・マーケティング・ブランディング戦略を考案する際に、事前に調査また参考にすべき内容が多くあったと思います。

これは、お母さん・赤ちゃん市場に限らず、どの市場においても言えることだと思いますが、消費財関連の業務やマーケティングに携わっている皆様にとりまして、もし何かお役に立てる情報でしたら幸いです。このテーマについては、7月前半のメルマガでも後編としてさらに詳しく解説していきます。

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