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自身の介護費用「準備していない」が7割の危うさ。老後2000万円どころか3000万円が必要に=川畑明美

「高額介護サービス費」制度で払い戻しが受けられる

介護保険で認定を受ければ、自己負担は1~3割です。年金収入のみであれば、1~2割の自己負担になるのがほとんどです。

高額介護サービス費という制度で上限が設けられていて、一定額を超えると払い戻しを受けられます。

介護保険が適用されるサービスであれば、極端に高い費用になることはありません。

民間の有料老人ホームを利用する場合には要注意

心配なのは、介護保険の適用されない民間の有料老人ホームなどを利用せざるを得ないケースです。

介護保険が適用される施設は、なかなか入れないこともあるのです。

50代から介護費用も意識して準備しておくと安心ですね。準備が難しい場合は、退職金を介護費用として温存しておきたいものです。

退職金を一括で運用するのは、とても危険です。大事な退職金を減らさずに!

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image by:BaanTaksinStudio / Shutterstock.com
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教育貧困にならないために』(2021年10月14日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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