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NY為替:原油高で商品通貨は強含み、円売りは継続

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20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円40銭から114円08銭まで下落し、114円35銭で引けた。原油高に伴う商品通貨の上昇や欧州通貨の上昇に対しドルが売られた。円売りも継続。その後、20年国債入札の低調な結果や、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、ほとんどの地区が著しい価格の上昇を報告、さらに、物価の上昇見通しが依然高いと報告されたため、金利上昇に伴うドル買いが観測された。

ユーロ・ドルは1.1622ドルから1.1659ドルまで上昇し、1.1650ドルで引けた。ドイツの9月生産者物価指数が過去最大の伸びを記録したため、インフレ懸念を受けたユーロ買いが強まった。ユーロ・円は132円74銭まで下落後、133円22銭まで反発。ポンド・ドルは1.3743ドルまで下落後、1.3835ドルまで反発。英国のインフレ率低下で、ポンド売りが優勢となったのち安値から根強い利上げ観測を受けたポンド買いが強まった。ドル・スイスは0.9243フランから0.9186フランまで下落した。

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